君は琵琶湖、ぼくは霞ヶ浦

肉体疲労と精神疲労が同時にやってきました。原因を探すと、仕事の面倒臭さと、先週の昼に食べたピザがあまり美味しくなかったことが遠因。

平日休みの日に、薄くてさして美味しくないピザを食べました。最初ちがう街イタリアンに行く予定が、気まぐれで変更されて連れて行かれて、焦げた苦い生地を食べたのでした。

怒るほどではないのだけれど、どうもその時の我慢が後々響いたようで、自家中毒のように体調不良や疲労に変換されて週の後半辛かったです。金曜日は夕方椅子に座っているだけで気が狂いそうになりました。夏のこのあたりで休みを取ればよかったのですが、うまくいかず。

日曜の昼間は自転車をいじるつもりでした。

自転車にガワを付けて早く走りたくて、材料合わせをしてました。空気抵抗をへらす自転車が欲しくて、材木を車体に縛って外装の骨格を付けてみたりしてました。

ロケットみたいなガワがついた自転車をストリームライナーというのですが、あれは最初から専用の車体にモノコックのFRPボディがついてます。

私は手持ちの自転車に、安価な材料で外側だけつくろうと考えています。車体と外側の繋ぎ方がまず決まりません。ほかにも課題が多くて出来上がるきがしません。設計が決まらなくて、夏の間に着手できないかも。特に自転車の外側を作る素材はなにが最適か見当もつきません。布なのかFRPなのかベニアなのか。

工作はとても難しくなりますが、速度のことを考えると車体前方にノーズコーンを付けたい。しかし、鼻先にカウルをヘタ付けるとチャンプロードみたいになるので悩ましいところです。バトルマウンテンの毎時100キロを超える競技用の車体や、鈴鹿のエコランで使う継ぎ目のない流線型の車体まで作る能力は持ち合わせてません。

私はただ、週末にサイクリングロードで怒られない程度に早く走りたいだけ。車体の後ろに箱をつけるか、ペダルの前に透明の盾をつけようかしらという程度。

角材をガムテープで自転車に貼り付けていたら、YouTubeで鳥人間コンテストの中継があることに気が付きました。数年はよみうにテレビの演出が嫌いで見てなかったのであります。

中継版は、鳥コンパイロットの鈴木さんと若手アナウンサーで淡々と進みます。途中飛び上がるまでの待ち時間が長いけれど、本放送より断然楽しい。まず、学生パイロットとチーム部員女子の恋物語とか出てこない。100メートル飛んだら結婚して欲しいとかいうどうでもいいコトが皆無。

鈴木さんが淡々と、飛んでる機体の解説をしてくれました。私が見たかった鳥人間はこれです。東海大の東教授がいたころはこんな感じ。これですよ。

お昼ごろ東工大が飛ぶころにお米を炊いて、おかずをつくって昼食を食べ終わるころやっと着水。二時間近く飛んでる。待ち時間に土曜日の滑空機と見逃した人力機を過去ログでみてよく飛ぶなあと関心。土曜日飛べなくて繰り上げになった滑空機は最後「あざみの」がやたら遠くまで飛んでていいものを見せてもらいました。

レスキューのボートがスポンサーのイワタニ機左翼をへし折ってるのがハイライトかな。私の自転車のガワ作りはまるで進まず、鈴木さんは東工大のコクピットのエアインテークがきっと素晴らしいと仰ってて、私の自転車も給気口をつけようと思いました。それと、輸送後の組み立ては30分でできるようにせよと。展開撤収が早ければ飛ぶためのチャンスを逃さないし練習もしやすいぞとのありがたいお言葉。私の自転車も撤収が早くできるように作ります。

中継を見てご飯を食べて形付けたらあっという間に夕方で、そしてなんだか疲れが取れないままの週末でした。