聞く読書

自分より若い俳優の名前が覚えられない。国産ドラマを見てないから当たり前であります。洋画も、まるで見なくなりました。

「アマゾン聞く読書」、オーディブルなど、朗読サービスが増えてます。誰が朗読してくのかしらと覗いてみると、若手。

私が聴きたいベテランは、新たに吹き込みには年を取りすぎて、もう半分はこの世にいない。昔の音源は権利の問題でしょうか、配信サービスで聞けないものが大半です。

気になるのは日下武史の「李陵」中島敦。CDで出てます。図書館にあるっぽい。あと気になるのは萩原朔太郎の朗読CD。岸田今日子版と、風間杜夫版があり、風間杜夫は朔太郎に顔が似てる。べつに活字でかまわないのですが、読めない漢字を調べるのは面倒。

このくらいまで世代を遡ると著作権が切れて総ルビであるので、音で聞かなくても漢字が読めます。

最終的には、べつに朗読じゃなくてもいい。ただ、昔の本のリズムを知りたい。わざわざ音で聞かなくても、活字でリズムを拾えるのですけれど、ただそれは自分の守備範囲の中のこと。賢治とか、露伴、漱石あたりはちょっと守備外なのでもう読むのは面倒。

まあ、いまの俳優が読んでも、市原悦子や岸田今日子の朗読を聞いても、差はないのかもしれません。あの手の朗読CDは目が弱くなった年寄り用なのか。

速読とか、音声にしてまで読まなくてもいいかなと半分思いつつ。

「俺がハマーだ!」のブルーレイ。いいなあ。

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