自転車用リアボックスの製作覚え書き

自転車の後部に空力対策の部品として箱をつけたら早かろう作戦を開始。

空気の乱流を減らせば良いので、大きさより形が重要であるという結論にいたり、お行儀の悪い感じの大きさで作ることにしました。

お行儀よく、ポリタン2つ分の40リットル程度の空間を背負っても、形にはなります。しかし、それよりも潔く体よりも大きな箱を背負うこととして、そこから削ることにします。

また、角を丸めたり三次元で流線型にするのではなくて、基本平面での組み合わせで作ります。三次元の涙滴型にするとかっこよいのですが、実際のところ上から吹き付ける風や下からの風はございません。横風と斜め風について対策すれば十分でしょう。

また、骨組みを作ってそこにばっさりとかぶせておしまいにするためには、面での組み合わせが必須です。小さい車で運ぶには、ロールシートのような構造でつくらねばなりません。

きれいに作る、素材を高価なものにする、FRPを使う、CADで設計など、いろいろ思うところはありました。しかし、実現するには割り切らねばなりません。

目標はかすみがうら一周7時間、巡航速度20キロ毎時、公道を走行できること、家の小さな車に詰めること、分解組み立てが15分以内。材料費は限りなく安く。

針金を骨とする「ねぶた方式」も考えましたが、重量と、まず最初に作るには形が決まらなすぎるので、却下。

手持ちの角材と、家に溜め込んだダンボールで出来上がるはずです。

トラックの乱流に吸い込まれるので、気をつけては知らねばなりません。横風邪対策としてリアボックスの側面の1/3くいを、弁のように横風が抜ける構造にするか、簡単に側面の投影面積を減らすため、上半分を簡単に下に落とせるようにして公道走行時のリスクを減らそうかなと考えております。

いろいろ問題はあります。そもそも霞ヶ浦一周は長すぎ。直近の目標としては、まず安全に走れること。振動で崩れないこと。巡航速度は20キロでてほしい。