グライドカム風ジンバルの部品

アルミリング
アルミリング

グライドカム風の自作ジンバル素材です。
アルミの丸棒をくり抜いたものを輪切りにしてます。

予定ではここに638zzのシールド軸受を収めて縦軸とします。
ふと、小径じゃなくても外径28ミリの軸受けはあるンじゃないか?
6001番でありました。外径28で内径12ミリ。
内径12が使えるなら6001かな。

横軸として極小軸受を収めるつもりです。横軸の穴を開ける精度が家にある旋盤できれいにでるかどうかが心配です。万力で固定して旋盤に掛ければなんとか作れそうです。

あとは横穴の心配。輪切りにしたアルミは肉厚12ミリの直径上に、外向きに盲貫の穴をあけます。

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上記小径軸受けの表をみると、外径Dが6なら内径dは3、同じくD7-d4、D8-d5の組み合わせが見つかります。作業は直径が小さいほど楽に済みます。軸も細い方がフォークを作るときの簡単になります。

軸が大きくなれば強度に余裕が出ますが、加工が大変になります。8ミリくらい太くなると、素人工作では精度が出しにくくなります。

外径8、内径5の675軸受(850)を使うとなると、8ミリの結構太い穴を開けなければなりません。こないだ買ったドリルセットに8はありません。うちの卓上旋盤ではチャックが8ミリまで対応していないような。仮に対応していても粘っこい12ミリ厚のアルミ素材に8の穴はあけたくありません。輪切りアルミに8を入れると上下が2ミリずつしか残らないのです。

ためしにマジックで8ミリの丸を書いてみたら結構でかい。ここからzz軸受けの2.5ミリを彫り込んで使うと、アルミリングの強度が落ちそうです。

ここは現実的に6-3か7-4の組みあわせにしましょう。

外径6、内径3ミリの軸受けを使うと自動的に軸は3ミリになります。そうなると随分細くて不安に感じますが、ユニバーサルジョイントの軸は2ミリくらいしかありませんから3ミリあれば充分。

3ミリの軸それ自体に回転の負荷はかかりませんし、外が6ミリなら丁寧に仕事をすれば私でもなんとか開けられそうです。

軸受の型番としては、673(630)となります。

ここにアルミフラットバーをU字型に曲げたフォークが付きます。
軸の付け方は2つの方法があります。

【二重リング】
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グライドカム型の自作例。カメラステージと軸を止める部分でカメラの前後バランスが取れるようになってます。ジンバルは塩ビとクランプを組み合わせ、二重のリングで受けています。

リングを二重にし水平面上に2軸をつくることで、グリップの部分は固定となります。リングを二重にするほうが強度が高く構造は簡単になります。

【グリップ上部が回転する方式】
The DIY challenge… at DVinfo.net
いま考えているのはこのタイプです。グリップの上に回転軸を付けて3軸目にする方法です。

軸が片持ちになるので、回転軸を支える工作が必要です。理想は、軸受けを2つ離して装着しM5かM6の軸をU字型アルミフォークに装着する方法。強度は十分で加工もなんとか簡単に収まるでしょう。

【二重リング式のほうが簡単】
うーん、でも外枠にツバ付きのベアリングを使って、一番外のリングをフラットバーで作れば一緒でしょう。

一番外側のリング用に50ミリくらいの輪切りアルミパイプが必要に思いましたが、部品としてアルミパイプでなくとも問題ありません。

更に言えば、一番外のリングは丸じゃなくて四角でも楕円でも良いのです。それなら幅20ミリ、厚さ3ミリ程度のフラットバーを曲げて輪っかにし、輪っかの継ぎ目にグリップに付けてしまえば文字通り丸く収まります。

U字型フォークではフォークの口が開いてボルトが抜ける可能性があるため、みなさんアルミ削り出しフォークを採用されています。アルミフラットバーでも充分保つと思いますが、二重リングで押さえてしまえば抜ける可能性は格段に減ります。

TADA3E: 自作ステディカム 20091228 DIY Glidecam
この方法が良さそうです。軸受けが乗るベアリングホルダー部分には普通の軸受けを装着。外リングの内側に同じ径のツバ付き軸受けを装着しグリップの部分で軸は使わない作戦に変更。

このエントリーを書き始めるときはU字型片持ちしか考えてませんでしたが、書き終わった時点で気が変わりました。

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