【iPhone用隠定器】
正月に1台作って関西方面に持ってってもらいました。
作ったのはiPhone用のスタビライザーです。
構成は板っぱしと金物と並行のアルミパイプのみ。
金物の組み方だけで前後左右の位置調整可能な構造です。
てもちの魚眼のような広角レンズをiPhoneに装着してテストしました。
170度レンズでは前の本体アームまで写ってしまうので0.5倍くらいのがよさそう。
組み込んでみると大変軽い。いや軽すぎ。
カメラ自体が軽くて、本体も軽くなってしまいました。
取付位置を3カ所作っておいたのでジンバルから遠い穴にカメラを取りつけ。
カウンターウエイトを多めに積むと機能しました。
あとはiPhoneの描画能力と使い手次第です。
持ってった人、調整を頑張ってね。
【ニューカメラ】
新しいカメラには手振れ補正と10倍ズームが無駄についています。
このカメラの手振れ補正なるものが非常に優秀です。
試しにスタビライザーと併用してみました。
現在2011年のお正月に撮影したテスト動画をパソコンで再生してます。(未公開)
うむ、手振れ補正恐るべし。
業務用のハンディでも手振れ補正があると揺れないのです。
肩持ちビデオカメラと同等かそれ以上に揺れません。
年末にPerfumeの東京ドームコンサートの追跡番組をみました。
業務用カメラの手ブレ補正はすごい。
ちょっと歩いたくらいでは揺れません。
お腹の前で釣り下げて構える独特な保持方法でした。
揺れるには揺れるけれど、見られる揺れでした。
あのくらい絵がとまるのなら、あえて外に機械を付けなくても平気なのでしょう。
【手振れ補正】
自分で撮った補正動画をみてみました。
これまでの苦労は何だったのだろうと思うくらい安定しました。
これはこれで良し。
揺れなきゃ良い。
ただし手振れ補正は万能ではなく、補正の利く範囲が決まっています。
ある一定の速度以上でパンをすると映像がぶれます。
具体的には斜めにジグザグに走査線が乱れます。
パンの可能な領域のなかで揺れる分には補正が係安定しまいました。
カメラの手振れ補正と隠定器(スタビライザー)を組み合わせると効果は倍。
隠定器で手と歩きのブレを削除。
手振れ補正で映像を整えるわけです。
ちょうど自転車のサスペンションとダンパーの関係ですね。
大きな揺れはスイングアームが受け持って、細かい振動をダンパーで吸収します。
【これからは補正で】
あえて「手ブレ補正」を切る理由が無くなりました。
いままで使ってたDV580HDは補正機能が無く描画能力もちょっと不足。
フレームレートは30くらいで平気ですが、動画の処理は追いついてません。
長いこと使って来たDV580ですが、少しでも揺れるとコマ落ちに見えてしまうのです。
車載動画のように正面だけ向いているなら平気なのですが・・・・
今後はヘルメットカメラにしましょう。
新しい方のカメラで手ブレ補正オフの動画を撮ってないので何とも言えませんが
新カメラは描画に余裕があり、補正で細かい揺れを飛ばしてくれてます。
結果として、雑に歩いてもきれいな絵になりました。
さらにdeshakerもかけると完璧なのでしょうね。