古い資料を見つけたので購入。
今まで謎だった、海軍の対空双眼鏡の架台の形が判明しました。
船だから、てっきり据え付けだと思ってました。
三脚バージョンも存在してます。
基本形は、フォーク式です。鏡筒についた耳軸を二本の腕で保持。
回転部分に受け皿を置いて、回転板としています。
軸のまま回転させるよりも軽いはずです。
板状にして面を取れば玉の数を増やせます。
三脚の展開面積はひと尋(ひろ)ほどあります。
回転面の皿の下に回転レバーがあるので、これを回すと軸のエレベーター機能で鏡筒を上下できるのかもしれません。
本体上部に謎の三角形があり、おそらくはこれが照準器なのでしょう。