以前テスト的に使用たフリーベア・ジンバルを改良しました。
【改良点】
- 上向きを下きに取付
- 把手の延長
- 取付位置から玉の中心までの距離をユニバーサルジョイントと一致
上向きはつかみどころがなく上下逆転しました。
可動する玉の外側、ケース部分を指で摘めるようにしました。
安定するかどうかはアーム側の問題と考えております。
ジンバルはユニバーサルジョイントでもボールでも差はないはず。
本当かどうか、実証テストをしてみました。
動画は2シーン。
1トンネルから河川敷まで 2河川敷の広場を直進。
使用機材は大型の弓形のため、横風に煽られると首を振ります。
–動画は非公開にしました。ゆれるの。–
ご覧のように差は僅少。
ユニバーサルジョイントのほうがわずかに座りが良く感じます。
【当方の使い方】
選手のフォームチェック用に(?)UJ版を使ってます。
競技中の選手と併走しながら撮影します。
普段から片手保持で、歩き方が雑なのはこのためです。
河川敷を歩いて下りてます。
走りながらにくらべると、歩き撮影は簡単に感じます。
■■動画でわかること■■
さて、動画を検証していきましょう。
明確にわかったことがひとつあります。
「フリーベアのほうが、トルクが軽い」
商品の性質上、当然の結果ですね。
全方位に軽く回るため、横風に振られやすく感じます。
歩きの突き上げがジンバルに加わると回ります。
そのため土手の下のような「不整地」は難しく感じました。
これは、下につけるオモリを加減することで解消するでしょう。
ほかに、指掛け部分が細いので扱いにくく感じます。
フリーベア使いの方が、横に棒を付けて回転を押さえ込むのはトルクが軽いからでしょう。
私も横棒を挿してました。
ジンバル比較
装置を60センチくらいまで大型化れば、横棒は取れるので楽になると思います。
個人的にはC-5Hで稼働範囲も充分です。
扱いにくさの原因は玉の直径と外側のアルミシルバー・ケースは外径が差が小さいこと。
大玉を選べば操作性が上げるとおもいます。
C-8Yの作例があるのは稼働範囲が広く掴みやすいからでしょう。
値段と穴あけ加工の観点から、5Hの玉は難しいです。
私のは、工場加工のステンレス球をpinklionさんからお裾分けしてもらった物です。
Search Results フリーベア : 桃はヒマしてる
検証結果 焼きなましの穴あけのフリーベアは使えるか? |手ブレのない動画をYou Tubeに。
私は先に誰かが開拓した道を後追いしただけです。
【ユニバーサルジョイントと比べてみると】
普段使ってるユニバーサルジョイントは、中心点とを意識しながら使えます。
それに比べると、フリーベアをそのまま使うと、真ん中をつかまえにくい。
このつかまえにくさが操作のしにくさになります。
【更に改良】
フリーベア版の操作性を上げるため、ケース部分外側にパイプを追加しました。
これだけで急に扱いが良くなりました。
指掛けの肉付けは、パイプの必要はありません。
ゴムのグリップの端を輪切りにして嵌めれば十分だと思います。
欲しいのは「太さ」です。
玉の外側に太いリングを付けることで、玉の中心を意識できます。
軽い指の操作でブレを収束させることが出来ます。
撮影は後ほど。これから走りにいきます。
–動画は非公開にしました。ゆれるの。–
走った結果がこれです。