結構な枚数と演出を使っているのに、オリジナルのイカ娘を見てても全然気がつかず。
秋元康作詞のアニソンを背景にしてみると、凝った演出がに気がつきました。
ぜんぜん違う話。
テレビCMでバイクがジャンプするのを見てて、演出が全然ダメだなあと。
バイクの質感がでてないし、飛ぶ感じも分かってない。
CGにしたとたん重量感がなくなるのは日本のCGの弱点です。
まるで、バイクに乗ったことのない人が描いたような絵です。
自分でジャンプしたことがあればああいう風にはならないのですが
頑張ってCMを作れるようになった人たちは、子供のころから猛勉強をされたのか
きっと自転車でジャンプしたり、オートバイで泥まみれになったこともないのでしょう。
あのCMは、バイクに伴う痛みと緊張感が欠けています。
その点、同じCGでもILMのアニメ版スターウォーズはその点良くできてます。
正直スターウォーズ自体興味がない。
フルCBのアニメなんかバカにして見る気はありませんでした。
たまたま暇な時間ができてボンヤリ見てたら良くできてるんです。
Star Wars: The Clone Wars: Complete Season Two [DVD] [Import]
日本語で見られるらしい。
技術が増えて、できることが増えても、それはできるかどうかは別です。
CGのカッコイイ映像を作れるようになっても、映画としての演出が出来るかどうかは別。
演出ができない、コンテが切れないままCGだけできてもダメなんだなあと言う好例です。
あのバイクのは、一体なんのCMなんだ?
むしろタツノコに頼めばいいと思う。
ILMでもいいけど。
昨日ちょっと長距離ドライブを終えて家でへこたれてました。
ふと「オーロラの下で」って映画を思い出しました。
オーロラの下で
映画でとても印象に残っているシーンがあります。
桜田純子が身請けされて幸せに暮らす短いカット。
これが良くできてて。
もちろん、流れの中のワンショットですからここだけ取り出しても説明は足りません。
そのシーンと、次に繋がるワンショットで全部説明が付いてて印象でした。
良い映画には必ず残るものがあります。