古巣にもどる

小学生くらいまでテレビっ子だった。その後ラジオっ子に転向。中学生で洋画とアニメと火薬の量が多いドラマくらいに絞った。なにせ中学生は忙しいのである。当然バラエティや歌番組のようなテレビのメインストリームまで見る時間はない。

その一方でラジオドラマに楽しみにしていた。模範的な中学生ではない。夕焼けニャンニャンをみていたひととはあまり話が合わないわけだ。ラジオドラマとラジオ寄席とキッチュと三宅裕司のヤンパラとジョイフルポップのちのミュージックスクエアを聴いていたようにおもう。

先日小島慶子が三宅裕司を招いて対談していた。ヤンパラを聴いてたそうな。むこうが少しお姉さん。同じ時代にラジオを聴いていたそうだ。ときどき中島みゆきのわりと地味な曲を番組のフリートークで歌ったりするのはきっとラジオっ子だから。世代的にはぎりぎりオールナイト日本なのだがきっとジョイフルポップ金曜日を聴いてたに違いない。

ジョイフルポップ – Wikipedia
火曜日はしょこたんのパパ。

ミュージックスクエア (NHK-FM) – Wikipedia
水曜日は永井真理子の印象が強い。森高千里は短かったような。木曜日は布袋寅泰なのでかかる曲がロックだったような。辛島美登里が記憶に無いのはちょうどこのあたりで筆者が大学生になりラジオから距離ができたからだと思う。

習慣がなかったのでマンガも読んでいない。自然と活字文化圏にゆるゆると沈んでいった。活字の本を読んでいる限り内容は不問の家庭に育った。どうせ道を外すなら外れやすい方に踏み外すのである。

20年ぶりに当時読んでいた本を買い直してみた。改めて読んだらこれがおもしろい。背伸びをしたつもりはないのだが、よくもまあ、こんな大人びた本を読んでいたものだ。200ベージのタレント本。章や書き手ごとに1段から4段までの段組みを変えてある。挿絵がたくさん入りまことに贅沢な作りなのだ。なるほどこんなのを読んでいたら内容のない本は読めなくなる。私は電子書籍がはやらないだろうなと眺めている。きっと、紙の本がかもしだす贅沢を知っているからだ。いかに真面目にふざけるか。そんな大人の姿勢を見て、中学生の私は思わずその本を手にした。手に取らずにはいられなかったのだ。GDPはたぶん当時かなり少なかった筈だが、豊である。この贅沢はもう楽しめない。

夏の暑さが一段落した今、本を読んだりラジオドラマが聴きたくなった。映画や映像は実はそれほど見なくても平気。大げさな理由は無くて、もとの趣味に戻っただけだとおもう。

青春アドベンチャー これからの放送予定 : NHKオーディオドラマ
まだあるよ。長いなあ。

‪ヤンデレの妹に死ぬほど愛されてダイハードなマクレーン刑事‬‏ – YouTube

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