静岡市民に告ぐ

地震被害の先輩として、地震にはこう備えよってのを書いてみます。

さっきの地震は静岡が震源。震度5弱ならまだ弱い方です。

東海地方の方はお気をつけください。とくに読書家。本棚はタナごと倒れたほうが本は痛みませんのでご安心を。ただし蔵書家は本棚の下に寝がちですが、本が落ちてくると簡単に圧死しますので寝場所を変えましょう。

震度6以上がくるとインフラが痛みます。幸いうちの都市ガスは2日で復旧し、水道も4日めで何とか。電気は2日だめで金土日の日曜の夜まで復旧しませんでした。プロパンガスは即使えて便利です。ただし津波がきた海沿いでは浮き上がって始末になりません。地震での転倒防止チェーンは、津波になると役に立ちません。

氷蓄熱式とか、ガス給湯器とかなんとかキュートみたなのはまさか誰も倒れるとは思っていなくて固定が弱いみたいです。ばたばた倒れました。そういったご家庭はお湯を屋外設置の大型給湯器に依存しているため倒れて壊れるとお風呂に入れなくなります。うちはベランダの横に設置したエアコンの室外機が脱落しました。

3.11の地震でエコキュートが転倒しました。施工ミスでした。 – Yahoo!知恵袋
倒れてるのをみたけど、コンクリアンカーくらいでは持たないって。いまだってこっちは電信柱の根元のアスファルトが割れてヒビがはいってるのだもの。

壁のヒビも橋のそばの地盤沈下も家の壁のヒビも、もうこっちはもう慣れっこ。余震で毎日家ごと揺れていたので震度4くらいでは包丁で野菜を切るのを止めません。いまもそんな感じ。さすがにガスの火だけは切りますがパソコンに入力とか炊事などの日常の作業は震度5くらいじゃ止めないね。