一眼レフ用に開発し始めた。水道管でモックアップを作った見た。現状ではやはり直角がうまくでない。鎌型をつくろうとしている。あれはグリップをパイプで回避してるのでできるかどうかはパイプ次第。コンパクトにつくると強度に問題がでる。
角パイプでつくる方法もあるが、はて。アルミ角パイプで補強を入れながら作ると重くなるから、それならフライカムナノを買ったほうが幸せだとおもう。
ドットジェイ「ステンレスパイプ・鉄パイプとパイプキャップの小売販売専門店」
前もみたことがあるぞ。
鉄の角パイプをロウ付しながら複雑なS字をつくろうかとおもったが、まて、そこまでやる必要があるんだろうか?
片手でこれを保持し続けるわけだ。ぜったい重いとおもうぞ。
tubebender |Making Camera Stabilizer
手前味噌だが、このモデルを作り直した方がへんに鎌型にこだわるより現実的かもしれない。実際には鎌タイプのほうが断然安定するのだが、調整ができればどちらにしても動く。
Video stabilizer for DSLR X model – YouTube
昨日の動画。カメラがここまで重いと、もうシャフトがグリップの真下に無くても平気みただ。把手直下から鉛直下向きのパイプがあった方が上下調整を簡単になる。鎌型のメリットはこれと、あとヨー回転に強い。
パイプは16ミリで冷間曲げ。中央の把手下の急カーブは熱で曲げている。全体が円いのでびよびよシナル。対策としてはパイプを20ミリにアップすればよい。ただ、20ミリにすると曲げるRでかくなるので、グリップ部分を回避するパイプの曲げを狭くつくれなくなる。
バーナーで熱をかければ作れるかもしれないが、強度はきっと弱くなる。丸パイプでR5センチくらいで急カーブをつくって、金物で補強するなら重くなってアルミを使う意味がなくなる。
直角の部分を金具で置き換えようとしていたら年が明けた。
カメラステージを棚のように直角に出すのはわりと良い考えだと思った。それのモックアップを水道管作った。水道管のジョイントだけでも組み合わせればつくれるが弱い。補強を入ると重くなるので気に入らない。仕事じゃないのだから気にくわないことはしない。
パイプだけで必要な構造が得られないのなら、だめよ。
ちょっとさきほど地震があって(2012年元日午後2時半)初期微動がえらいながくて鳥島って遠いなあと思った。
カメラを取りに家の奥に入った。地震を舐めすぎ。
携帯性と、その場で瞬間的に撮影が開始できる即応性を考えると、やはりマーリンだ。毎回分割して運ぶ鎌型ではちょっとマズイ。フライカムナノは置いておけばいいんだけど、キャリングではアレ嵩張るとおもう。下の板は外して運ぶのだし。分割できるおもちゃは、子供が部品をなくすって大河原さんのデザイン・ノートに書いてあった。わたしも子供なみに部品を無くしそうなので脱着はやめようとおもう。
その点うちの折りたたみマーリン風自作機は、そのへんに転がしておいていざというとき開いて撮影ができる。
やっぱりギャレットおじさんはそこまで考えてマーリンを生んだんだろうなあ。
マーリンみたいなモデルを自作しているのは、けっしてマーリンを越えたいからではなく、7万円もするならつくってマイナーチェンジしてたほうが面白いからやってるだけ。大岡山のイベント(MTM07)でも、マーリン高いよねって話しはしたけど、結局あれは良くできてるから映像が作りたい人はとっとこ買って練習した方がいいよ。たぶんマーリンの値段のうちゴマンエンくらいはアイディア料なんだけどさ、あのヒンジの開き方とか、もうそれ以上やりようがないくらい良くできてる。
あとで気が変わるかもしれないけど、これを書いたいま、おもうに自作マーリンを固めにつくり直そうかとおもう。オモリがつめれば動くわけで、一眼レフまでいけるはずである。