柔道不人気

篠原監督激怒!「男子が草食動物で女子が肉食動物」(スポーツニッポン) – Yahoo!ニュース

いま子供が「柔道」を始めるだろうか。

親の影響で始める子はいるだろう。ふと、うちの周辺を見渡してみると、「バレー教室」が一番近くて、次が「異種格闘技の道場」。たぶん寝技主体。3番目が流派の分からない空手道場。隣の町に行くと「K-1」もあるらしい。習字教室と公文はあるのに柔道教室は見かけません。

柔道は始めるきっかけすらありません。

テレビを付けると雅人とか佐々木明の義理のお兄さんとか「異種」のひとしかテレビに映っていません。最近は「柔道漫画」も見ません。

思うに、日本人全体が草食になったのではなくて、柔道を始める子が減った結果、柔道界全体が頼りなくなってしまったのです。柔道不人気の原因は今の選手ではなく、今の選手が柔道を始めたころの格闘技全体の環境を疑うべきではないでしょうか。

きっと10年前くらいですから、アンディがいたころ。

血気盛んな少年は、かかと落としの真似はするでしょう。でも、体落としは地味で誰も真似しないと思います。結果、おとなしくて「柔道教室」に通いなさいと親に言われて「嫌だ」と言えなかった子ばかりが柔道界に居るのではと邪推してしまいます。それなら、草食ばかりになっても仕方ありませんね。

女子がなぜ?肉食なのかって。

それは、柔道を始めるかどうか決めるときに自分で決めたからでしょう。

アンディ・フグ – Wikipedia

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