キムタキのヤマトを観た。機材がよかった。ジブアームをズームに使うとヘッドがフリーではないから、まっすぐ引けなくなる。手で補正してて結局手ぶれ。単純な寄りはドリーには勝てない。
男の乗組員は東京03がしっくりくるとおもう。若いころのシティボーイズもいいなあ。やっぱり敵は伊武雅之だよね。森雪は本仮屋ユイカでお願いします。上質なスペースコメディになると思う。
指令所がまるで小劇場の舞台。北朝鮮のロケット発射場よりよくできてるのに。
この映画をやってるのを知らなくて。テレ朝が野球投手のインタビューで無駄にジブアームを使ってて、意味ない俯瞰映像に飽きれてチャンネルを回したらヤマト発見。最初に観たシーンは宇宙人が手から光をだしてキムタコを攻撃してるとこから。
チームヤマトは敵の拠点にある石みたいなのを破壊すべく攻めてました。敵の拠点は一本道の果てにある岩。味方は四人で、敵は無数。ヤマト側はいつも同じ場所から反撃してて、敵を狙って撃っててない状態。あれじゃあヤマト側は狙い撃ちだ。二人が特攻するんだけど、敵の位置が分からないのに突っ込んでも勝ち目がないね。拠点防御の観点から考えると一本道の左右に三人ずつ配置して、道に向かって十字砲火をすればギバちゃんと佐和高校は進めなくなる。宇宙人、もっとしっかり。
最後、別れのシーンも、わたしならこう演出するのにって妙な不満がのこった。私の場合、常人と違って負のエネルギーを蓄積するとものが作れる厄介なタイプなので、勉強がはかどります。素直で性格が陽性なら感動した映画の真似をするんでしょうけど。いいところを積み重ねて自分の糧にできる人が羨ましい。
冨山敬の古代を演じられる若手はいないのだろうか。