カメラ・スタビライザーを自作せんとす

DIYはお休み中。黄金週間は何も作りませんでした。
木と竹とアルミ板で大抵の物が作れるのだけれど、気が乗らないうちは作らない。
先日作ったキーボードは快調で手を入れる必要がないし、キーボードは1台あればいいし。自分で作れてしまうと、いつでも量産出来るから作る気がなくなりました。1日あれば出来るし。

【新しいお題】
次はカメラ安定装置(いわゆるステディカム)を自作しようか。
要は、本体重量を重くして、フリーストップのアームを付ければ良いのです。
デジカメが軽量ですから、うまく作れば1キログラムを切るでしょう。
結局カウンターウエイトを付けるから総重量は増えるし、チョッキをつくるから嵩張るでしょうけどね。

私を含めて、日本人は「慣性の法則」を利用したがりません。重いカウンターウエイトを付けるから安定するのであって、姿形だけをまねしても見られる映像にはならないのです。軽く作らなければならないという強迫観念でもあるのでしょうか?加工貿易の国だから資源を無駄に使うのが許せないのかもしれません。

2009年5月5日のテレビ東京のウォーキング番組をチラ見していると、「カメラ安定装置」を使っているご様子。ついに買ったのかも。お菓子屋さんに入るシーンでは、普通のカメラでしたけどね。

プロ用の機材が軽くなったので、安定装置も小型化して安くなったのでしょうか。満足できる製品はいかんせんまだ高く、やすいものでは役に立たず、こうなったら作るしかありません。

DIY Camera Stabilizer FlipHD Kodak Zi6 – AOL ビデオ
シャフトドライブに使うような「ボールジョイント」を使う作例。その部分だけは使えるような気がするけど、全体としては華奢。カメラも何だろう、軽そうね。

$1 Image Stabilizer
正直、固定するだけならこれで十分。お値段は $1。


有名な10ドル版。poor mansとあるのは私向きか。


ステディカムマリーンの使用例。
製品版だけあってまるでぶれない。