文部科学省大臣に予告が届いたらしい

文部科学省の伊吹大臣に「11日に死んじゃう」って予告が届いたらしい。

キャッツアイか。伊吹さんもこんなときに大臣なんか引き受けなきゃ良かったと、お嘆きになったかもしれません

しかしこれって全部先代までのツケですよ。

伊吹議員が悪いことをしたから手紙が来たわけではないく、問題がたまりたまってここにきて噴出してるのだと思います。そう思って調べてみました。

先代はこの議員。

先代は長野生まれの「4世」議員。もう、それだけ聞いてどんな人かおよそ想像がつきますね。

先代はやってくれてます。記憶に新しいところでは、さきのオリンピックでメダルを取った荒川静香に、「スルツカヤが転んでよかったね」って言ったひと。末代まで記憶に残るあの党らしいじーさん。

スルツカヤはお母さんの看病のために一時引退してたくらいいい娘さんであり、ブランクがあるのに復活してあそこまでがんばったてのにこの言い草はないぞ。

やっぱり身内に言論機関があるとこの辺の感覚が鈍るんですかねえ。

やっぱり身内に言論機関があるとこの辺の感覚が鈍るんですかねえ。

・・・一説によると、歳の割には最新技術に詳しいらしい。

アマチュア無線家としても知られており、情報技術政策に精通している。

ああ、「最新技術」ね。ここまできたら議員のご尊顔を拝まないと収まりません。
http://www.kenjikosaka.com/ 公式  人は見た目が10割とはよく言ったもので(笑)かの県が逆コースをたどる件についても一枚噛んでいるらしい。週刊ダイヤモンド/続・憂国呆談

次は、なぜ伊吹議員になってから自殺予告が増えたのか考えてみましょう。

ひとつに見た目。人柄など知らないが好々爺であります、これが大きく影響しているように思います。伊吹文明議員の公式サイトをみるかぎり、この人なら悩みを相談できそうな雰囲気。先代?えー。

文科省のサイトものぞいてみた。一本スジの通った発言が頼もしい。ちょっと長いが以下。

平成18年9月26日大臣会見概要(伊吹大臣初会見)  文部科学省
・・・競争原理というのはこれしかない制度なんだけれども、欠点がある。ですから、バウチャー制度のようなものを導入する場合には、皆が平等に教育を受けられるという憲法に書いてある権利がどこまで守れるかということとのバランスで考えなければいけません。公平だけを旨とするととかく非効率になって結果的に不公平になるということもある。だから、バウチャー制度というのは考え方としては私はだめだという筋合いのものではないと思いますけれど、やはり少し慎重に教育機会の平等なども含めて考えていったらどうでしょうか。

まっとうである。

だから皆、伊吹大臣に手紙を出したに違いない。

先代に手紙を出しても、いじめっ子と一緒に「アイツがいなくなってよかったね」といいだしかねない(笑)。だから自殺すら出来なかったのであろう。教育委員会も校長も議員すら当てにならないと思ったら子供は死なない。確かにタイゾーと山本一太しかいない世界だったら、絶望しすぎて死ぬに死ねないな。それはそれで自殺への抑止力だったのかもしれないが、いらねえやそんな抑止力。

死んだら、もしかしたら世の中が良くなるかもと一筋の光明を見た刹那子供は死んでしまうものかもしれない。そこに救いが見えてしまうのかもしれない。しかしその救いは錯覚である。

見間違いで死なないために真実にすこし近づいておこう。

毎日jogjob日誌 by東良美季  11月 7日(火)ベイビー、逃げるんだ
気に入らないヤツがいた時、論争はおろか喧嘩すら出来ないからいじめるしか方法がない。
(中略)
この国の大人達は、強靱な論理を以てタフに戦うことをせずに、人を傷つけることで溜飲を下げることしか出来ないヘタレ野郎どもだ。

ごくごく少数だけど本当のことを言うおとなは残っている。

学校が死なない理由を教えてくれないなら学校を疑え。

学校はわざわざ死んでやるほどのものじゃない。