リカンベントの長いフレームを眺める。
どうにか電車に載せてもらう方法を考える。
ふたつ方法がある。ひとつは輪行規程にあわせてサイズダウンをする。もうひとつは最初からサイズダウンした車体を見つけてくる。いずれかだろう。
手持ちの自転車を見ると長いフレームとシートとリアスイングアームをどう畳んでも入らない。
真中をチョップして折りたたみのヒンジを入れるのが現実的かもしれないが、自転車が「構造物」であると考えると、メインフレームのど真ん中にヒンジを入れるのは危険極まりない。最初から折りたたみで設計されて意地悪テストを受けて製品化した、たとえばパナソニックやブリヂストンの折りたたみ自転車なら安全だろうが、素人が思いつきでアルミを切ったり溶接してはいけないように思う。
それならば、強度のある製品を改造したほうが早い。
この数日小径車のカタログを眺めながら改造に適した車体を探してみた。
リアが7速以上でトップチューブが水平に近いもの。
水平チューブはヨシとして、これにイスのような大型シートをのせて、ヘッドの前にクランクをつけて、ああ、どんどんかっこ悪くなる。完成品がきれいなものを崩すのは美しくない。ブリヂストンのこれはそのまま乗ったほうが幸せだ。
あとは、P-38のようにトップチューブが複数ある車体にデモンタブル用の連結リングを後付けしてもらう方法。あれつけると値段が極端に跳ね上がるので却下。
この話はまだ続きそうなので、一旦まとめておこう。
- 必要条件
フルオーダーとか自作ならなんとでもなるんですけど、その根性はない。