会社の殿さま

洗濯機をクラウドにつないだり、カメラのボタンを出っ張らせたり。市場がどう判断するのかは市場に任せるとして、ほかに思いつかないときは、なにもしないほうがマシなことがあります。私は開発につまると何もしない期間を作ります。浮ついたままで物を生み出すと、だいたい浮ついたものが出来上がります。浮ついたものは使い道がないまま持て余すので、作らない判断は結構重要になります。

なにかしなくてはいけない。そんな思い込みは開発に悪影響を与えます。開発は創造的な行為です。それを分からずに「売れる何か出せ」なんて言い出す上層部はいなくても良いのです。日本の会社組織はよくわかりませんが、全線で必要な兵隊を見殺しにしてでも上層部は生き残ろうとします。一方的に会社から逃げ出すと廃兵扱いなので、日本の雇用契約って変ですね。

私はどう考えても殿様にはなれませんので、殿様のために命を捨ててなにかを守ったりはしません。だって相手が殿様だし。殿様キングスの誰かが道に迷ってて困っていたら道案内くらいはしますけど、しらない会社の偉そうなおっちゃんが困ってても知らないふりをすると思います。どうも、会社のえらい人は自分は守られて当然と思っている節があります。その一方、部下を命がけで守る殿様はすくなく、ちょっと守ったくらいで名君扱いされます。面倒くさいひとたちです。褒めないと機嫌が悪くなるし。

松平定知 – Wikipedia
島津義弘の関ヶ原の戦い

帝国陸軍には、どの程度「薩州兵」の気質が受け継がれていますか? – Yahoo!知恵袋
薩摩藩と会津藩の教育制度について(我が愛すべき幕末)

第5回 「島津に暗君なし」~島津義弘~:株式会社日立システムズ
会社のえらい人が好きそうな話。

藩閥 – Wikipediaなるほど、島津がこういう考え方をするってことは、海軍が南の島を捨て置くことになるわけですね。偉い人が考えそうなことね。自分は殿様で助かると思ってるから尚更。

あの洗濯機は自分の首をしめてやしませんか。制御をチップセットからクラウドに任せる未来がきたならば、ハイアールも出きるはず。きっとの安い洗濯機もソフトウエアで制御して、パナソニックの洗濯機とハイアールの洗濯機が互角になります。部品の差って出ますかね?メカは頑張ったら追いつかれる部分です。

昭和生まれの、わりと石頭な私には未来は暗くみえます。真空管がトランジスタになるときも、ICチップがLSIになるときも、私はきっと同じように新技術に文句を言うでしょう。そういう人は真空管のラジオでも聞いてればいいとおもいます。真空管ラジオはちょっといいかも。

工作好き