フリースタイルスキー・モーグルに新ルールが登場。
エア台の高さが60㎝(24吋)になる。
これにより、カービング・ターンが得意な上村愛子に有利とある。
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【ルールを変える理由】
FISに限らず欧米人は、スポーツの「ルール」を面白くするために改訂する。もしここで上村のターンがあんまりにも高得点になるようなら、点の配分は変わるだろうしルール自体も変わってしまうだろう。
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【まるでエアリアル】
飛びすぎるエアも考えもの。
見てておもしろかったのはソルトレークの女子まで。その前くらいから男子は縦回転や軸ずらしの技が採用される。Dスピン720といわれても。
基準が良くわからなくなった。スキーをする私でさえ、見てる方は置いてきぼりを食ったように感じた。
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【60㎝は結構低い】
60㎝は今までの半分くらい。 猪苗代で現物をみたときはエア台の高さは1メートルを超えていた。 この台に傾斜40°近くの絶壁を降りながら時速30~40キロくらいで飛び上がるんだからどうかしてる。
ちなみに60㎝というか高さ。
私でも飛べる。猪苗代リステルのモーグルコースでモーグル用の長い板をはいて飛べと言われたら無理だが、普通のスキー場のパークにあったらスノーブレードで飛べる。
低くなることで大技が出しにくくなり、かつ難しくなるだろう。
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【競技がどう変わるか】
- 60㎝では縦回転ができないのではないか
- 使える技が横回転とトリプル
- 出来ることが減るので比べやすい
- 運に左右されにくい
こんなところか。
採点する側は楽だ。採点基準が明快になる。Krysia Collyerさんが指摘するように、2010年のオリンピックに向けてルール改定中ということなのだろう。
見てる方も、バーチカルのコークスクリューとただのバックフリップと浅いDスピンの順番を悩むより、さっきのアイアンクロスヘリコプターとグラブヘリを見比べる方が楽しいだろう。
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愛子に追い風「ターン重視」にルール変更 – スポーツニュース : nikkansports.com
Mogul rules stump ski judges : TheThunderbird.ca