古道具

古道具屋で軸の曲がったプラスドライバーを購入。握りが柔らかい朴の木で出来ている旧いものです。軸はあとで直して先端を研いで使います。家には100円ショップのドライバーもあります。100円の軸はまっすぐですが使っている鋼材に粘りがなく握りも安いプラスチックで使いにくいのです。

それとプレスで出来た10ミリ幅のコンビネーションレンチをついでに買いました。コンビといえばその道具屋の道具箱にはドライバーとレンチや六角レンチとスパナなど溶接した使い勝手の良さそうな特殊工具がありました。電動工具の補修用でしょうか。そのうち工具も作って見たいと思っています。

ゼットソーの刃も欲しかったのですが、取り急ぎ材木の加工はしないので買いませんでした。替え刃のノコギリであるゼットソーは目立てが出来ませんので刃が痛んだらおしまいです。庭木を切ったりツタを袈裟がけにしたので替え刃の取り付け部分が割れてしまいました。もうひとつのパネルソーのほうは使いすぎで刃が半分ほど欠けています。なぜこんなひどい状態なのか記憶にありませんが、使ったのは私なので生木かクギの刺さった材木でも切ったのかもしれません。

道具は手入れができるものが使い勝手が良くなります。長いことオルファのカッターナイフを使ってきましたが、ステディカムの自作をはじめたこの3年ほどはずっと片刃の切り出し小刀を使っています。刃がよく鈍るので砥石で研ぎます。研げる速度が速い小刀は便利です。研ぐともとの切れ味に戻ります。

オルファは刃を折ることで切れ味を回復していきます。私の最近の工作は三次元を加工するので肉厚の刃が必要でした。オルファの薄刃では出来ないことが多々ありました。オルファの両刃の小刀も使ってみましたが、こちらはロックウェル硬度が高すぎて研いでもぜんぜんとげた気がしません。今見たらカタログ落ちしてました。