被写体深度

ルビーみたいな色
85年くらいに発行されたポケット植物図鑑の写真より、デジカメでぽんと撮った写真の方がきれい。カメラマンの腕というよりカメラの差ですね。高山植物の本をみると曇りの日に撮ったような暗い写真が多くて、図鑑としてはいいけど写真としてはどうかなと思いつつバラ科の植物はバラの仲間とは思えないほどいろんな形をしています。この写真の花の名前はいまいちわかりません。

ピントはマニュアルなのでモニターを見て決めたつもりですが、花ではなく後ろの枝にピンがあっています。このへんがレンジファインダーの限界でしょうか。ピントを合わせるときにレンズを寄せるか引くかを決めて動かしてやれば、ぴったりのピントがでるかもしれません。このカメラでこのくらいのフォーカスなので、いいカメラでキレキレの被写体深度が狭いカメラで撮ったら全体がぼけてしまいそうです。