裸の王様

なにかと話題の映画「風立ちぬ」は七月公開。文学者の堀辰雄と零戦設計者の堀越二郎のお話となります。誰が観るのでしょう。トトロの好きな子供でもないし、一般的なアニメファンでもないし、普通のお客さんが来ないのではと心配です。もののけを海外に持って行っても評判がよろしくないので、もう海外市場は無視して零戦なのかもしれません。

東宝シネマズの映画館で4分の予告編が流れています。どんなにジブリに関係無い映画でも、本編の最後に「風立ちぬ」の予告が流れるそうです。そんなことをしたら余韻は吹き飛びます。

ほんの少し客か、客になるだろう若手の意見を聞けばこんな失敗はしないはずです。東宝の関係者もジブリの中の人も人間が偉くなりすぎました。

宮崎駿と庵野秀明 (ロマンアルバム アニメージュスペシャル)