ブレーキ入り自作ベアリングらしい。適度に抵抗があるのでカメラを水平方向に回転できる。
スリットを入れた部分にグリップ基部を入れ、前後のバランスを取れるようにしてある。3軸自在のジンバルは、水平回転の軸が握りの中、前後の横軸が握りの上に設置される。
ここまで動画はすべて同一人物。こちらがおそらく最新版だと思う。
製品版のマリーン。
ステディカムマーリン
WSCLATERさんの自作と製品版のマリーンの違いはそれほど多くありません。町工場のおじさんならかんたんにコピー出来ます。コピーを待ってるのだけれど、誰もやりませんね。
【比較】
WSCLATER
腕・・・・1本で畳めない
台座・・前後はスリットの取り付けで調整。横は同じくスリットだろう。
ステディカムマーリン
腕・・・中心に折りたたみの軸がある
台座・・バランス調整用のネジが入っていて微調整出来る。
調整ネジを作るのはそれほど難しくない。
写真で見る自作天体望遠鏡 (1978年)
この本で散々学んできたのでナットにタップを切ってボルト刺しでできることを知っている。
WSCLATER版(自作)の台座は板に溝が入っているだけだろう。最近のビデオカメラは左に畳めるモニターが付いている。これを開くと左右のバランスが畳んだときとかわるので、そのぶんはカメラを固定するネジを左右にずらしてセンターだしをするのだろう。固定用のノブが大きめなっているのはそのためだ。
【ジンバル】
「ジンバル」は、3軸自在の軸のこと。シンバルかと思ってた。
ジム・ラベル船長が困ってたあれだ。
ジンバルロックについて教えてください。 – 人力検索はてな
【製造】
曲げ木でアームを作って、台座をスリットのアルミで調整と。手持ちの材料で何とかなりそうです。これでおよそパーツが頭の中でそろったので、後は作るだけ。自作例を見てると、アームの真ん中に握りを入れるのが正しいような気がしてきました。
まあ、鉄の座金や角材の組み合わせでつくれば簡単にできるのでしょうが、パイプと台座のつなぎ目がどうにも納得出来ずにいます。アームを曲げ木にすればすべて問題が解決するので、あとはベアリングに期待するのみ。ダメなら自作ジンバルを作りましょう。
座金で作ってハンマーキャスターを握りにすればかんたんなんですが。