アタマが疲れた

夜になると急に涼しくなり、夏の疲れが出てきます。体の疲れはどういうわけかそんなに感じなくて、頭の疲れのほうがつらいです。精神の疲れは復活するまでが大変です。体力は寝ると直るけど、精神的な疲れは寝ても治らないし、下手すると寝られない方向に向かうのでつらいですね。つらい物から逃げるが勝ちだと思っているので、いつでも逃げる準備をしています。

アタマが疲れたときは仕方ないのでネットをしたり、甘い物を食べたりしてます。意味のある活字を読むと疲れが取れる不思議体質です。私の頭は非合理な出来事に付き合うことで疲れはじめます。理屈の通じないストレスが最たる物ですから、その反動でかっちりした長文を読むと脳みそが落ち着いて平常運転に戻っていくのでしょう。私以外の他人がどうなのかは知りません。よく昔はスキーに行った帰りに古本屋に寄りながら帰ってくる習慣がありました。活字を読むと目が覚めます。ふだん本を読まない人や本嫌いの人がどうなるかは知りません。たまに他人を乗せたままこれをやると、本屋に寄りすぎだと怒られます。

映像で同じ効果があるかと期待したのですが、下手な映画はダメでした。いろいろ気に入らない。テレビは観ただけで腹が立つので観るだけ損です。ほんとWBSは私にとって鬼門。

疲れているときにアクションを観ると悪化するので、サスペンスのほうが休まります。みたい映像は、デパルマとかシャマランあたりの、ヒッチコックの直系の弟子筋の映画です。邦画は一度死んでしまったので、死んで腐っていま白骨化してホネ骨ロックなので、観たいと思わないですね。特に映画館の出口で「最高!」とか叫ぶ手合いのは観ない。