アルミは高い

工作の素材にアルミを使うつもりで居たのだけれど、高いし、ヤング率が低い。軽いのだけれど劇的に軽くはなく、くっつけるのが難しい。鉄なら溶接が使えるし木なら継ぎも金具も使えます。アルミは試してみたけれど溶接が難しくて出来ませんでした。たまたまキッチンの床に転がっていた30センチの竹とアルミパイプを比べたら、直径は竹のほうが太いのにアルミより軽かった。

たぶん、木を多用します。

アルミが必須なのは、曲げの曲線が欲しいときくらいで、カメラを乗せる部品なんてものはべつに材木で十分です。下手にアルミでつくろうとすると、穴を開けるだけで日が暮れてしまいます。

アルミの性質で嫌なところは、切断のときに切れにくく粘る癖に板としてはそんなに強くないこと。負荷のかかる部品や回転部、ベアリングホルダをつくるのが非常に難しいわりにはそんなに堅くない。堅さを求めて肉厚のたとえば2ミリくらいの厚みになるとノコで手で切ってるとうんざりしてきます。CNCでもあれば削るのですが、アルミを使うことを諦めるともしかして、いま欲しいのもは効率的に作れるかもしれません。材木のほうが構造体を作りやすいし接合部の工夫で形は自由になります。