主役を入れ替えろ

人がまわりに寄ってこない年寄りは、寂しい思いを抱えたまま朽ちてゆく。

ほんとうに欲しい物はオークションには出てこない。なぜだろう。

寝ようと思うと幾らでも寝られる。寒いからだとおもう。

そのへんで売ってる本は読むところがない。なるべくごちゃごちゃした古本屋巡りがしたい。

坂本龍馬が嫌いな人とは友達になれるような気がする。

こないだミッションインポシブルの三をみたんだけど、あれ、敵の小太りのほうに感情移入しちゃって。
どうしてトムクルーズなんか勝たせるんだ!と憤る。
あいつしゃべりすぎ。さっさと撃つべし。

いつのころよりか。敵の創造が下手な映画なりアニメが多くて、設定会議に私を呼べとおもう。
そんな都合のよい敵ばかり作ってるからシナリオの段階でつまらなくなるのだよ。

ミッションインポシブルは、まず、敵が美男美女で、エージェントを中年のオッサンにすべきだ。
オッサンは銃アレルギーで大きな音が苦手な設定にしよう。これだけで、話が断然面白くなる。

コント55号が先生と生徒のコントを作ったときに、二郎さんが年長なのにあえて学生にしたような
そういった裏切りを設定の段階でつくったほうが話に深みがますだろうに
予算がないのかひねた人材がいないからなのかいつも安全パイのような主人公と
ご都合主義であつらえた観て分かるような悪い敵ばかりが跋扈して、いまの物語の足を引っ張っている。

観ている側に合わせて作る技術が発達しすぎて、悪い敵にしないと物語の構造が分からないのかもしれない。
マーケティング調査部門とかアンケートはやめてしまえ。

それで、僕の考えたミッションインポシブル3の結末。
美男美女が切り刻まれるただホラーになってしまったので没。