絵の善し悪し

ふんわり鏡月 ゆず 『ひとくちどうぞ(ゆず)』篇 15秒
石原さとみが照れるCMは、何テイク目にOKが出たのだろう。

テレを演じてると考えるべきか。一発目に照れるようでは女優として物足りない。かといって、テレを繰り返すのは難しいだろうからそんなに沢山のテイクも撮れまい。30回くらい繰り返していちばん良いのを選んだのか、それとも最初のほんの数本で撮り終わったのか。最初みたときはすこし驚いたのだけれど、いま見直してみると演技としてコントロールしているようにみえます。だからきっと何本か撮っているのでしょう。

女の子がちょっと変わったことを言うと作家が付いているのではないかと疑ってしまう。きれいな人にはそれなりの演出家が付いていると考えてしまう。だから、美少女のイラストをみても描いている人のことを考えてしまうので、受け手としてその世界に乗れないことがままあります。一体私はいつからこんなに心が歪んでしまったのでしょう。物心ついたころからずっと怪しい。

美少女育成ゲームとか、学園で女の子が沢山出てくるなにかを見てもシナリオの人がコントロールしてるんだろうなとか、キャラクター造形会議で髭面メガネのあんちゃんがどうやって類型をつくるか上層部にプレゼンしているのだろうとか、余計なことばかり気になります。だからバスに女の子の絵が描いてあるのを見ても、いまひとつピンと来ない。

うちの近所を美少女の絵が描いてある路線バスが走っています。運転手さんはアレに乗りたくて運転手になったわけでもないそうで、心中お察しします。大洗に移住する人は漁師もいいけど、茨交バスの運転手も募集しているよ。合法的に痛バスに乗れるよ。

10月よりバス運転士を正社員採用します! – ニュースリリース – 茨城交通

いったいなんだったら食いつくのか。作っている人の苦労話のほうが面白いとおもうので、イラストレーターの人とかシナリオライターとか演出の人の愚痴とか書いてあったら読みます。もともと絵ってぜんぜん分からなくて。高校生の時に学校の指示で日展だか二科展を見に行かされましたけど、なんとも思わなかった。むしろ、まんだらけにいってセル画を見せられたほうがいろいろ印象にのこったでしょう。ただ、うちの高校代々木アニメーション学院じゃないし。いまなら日展を違う意味で見に行きたい。判子のとこは楽しみ。

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