普通に生きてる限り一生使わないもの。それが微動雲台。
今日の、みんな大好き微動雲台のコーナー。
鳥屋と天文の人と、ビデオカメラ安定防振業界の人しか食いつかないネタです。
知らない人はこちら。百聞は一見にしかず。
微動装置一覧
カメラの重心を変えたり、ピント合わせに利用します。素材はおもに鉄の削りだしなので重くて高価。必要なときは自作。
ということで私の作ったモデル。

箱組した板の中にムービングブロックを埋めました。通常アルミの削りだしでつくるところですが、材木と埋め込みナットを利用して簡単に作りました。簡単といってもアルミをフライスにかけたりするよりはマシという程度。箱はありものを使うと良いでしょう。ロックが出来ない、レールが付いてないのでガタがでるなど問題はありますが、形にはなります。
Telescope3
アルミ板をモノレールとし、跨座式でつかんだ形状の雲台をゴムタイヤで動かす仕組み。引き抜き材を利用。大型カメラのマウントに利用して居る。レールを使うアイディアはそのまま使えそう。レール側で左右に振れば重心が取れるでしょうから、雲台自体は小さくなります。
31DOB bino
ファインダー用の微動装置。中心軸を決めて、望遠鏡本体と軸を合わせる。一つ軸を作っておいて、ネジの押し合いで位置を決めているから構造が簡単。
コンパクトカメラくらいなら、スプリングのテンションで押さえられますがカメラが大きくなるとネジ押さえの方が合理的。
自作 ファインダー
コの字アングルの組み合わせ。
ビクセンが地味に人気。