レイズナー

あの、カメラの話はしなくて良いですか?

【メカデザイナー】
もう先月になりますが、お台場ガンダムを見にいった後、八王子夢美術館で大河原邦男展を見てきました。

最高。

知らない人に大河原氏の説明を簡単にしますと、稲城生まれで造形大で八王子には縁がある、日本を代表するメカ・デザイナーです。テキスタル(布)経由でガッチャマンからメカデザインを初め、タイムボカンシリーズの丸っこいメカから、ダグラムボトムズガンダムまで。こちらを見ていただいた方が早いか。

メカニックデザイナー 大河原邦男

とにもかくにも、ある世代から上の男子はぐっとくる筈。

世代的にはガンダムな私ですが、あまりそちらは詳しくありません。よく見てたのは「レイズナー」。火星基地から高校生が逃げ帰ってくるって話で、ロボットより人間ドラマを描いているのでロボットアニメファンには不評なのかもしれませんけど、主人公が「例によって」「戦争はいけない」とかなんだとか余計な逡巡をしているから好き。

【レイズナー動画】
お時間のあるときにどうぞ。二回目の後期OPの途中からあらすじが分かるようになっています。
蒼き流星SPTレイズナー – Wikipedia


主人公が井上和彦で、後半出てくる敵が塩沢兼人。平野文、戸田恵子。

高橋良輔 (アニメ監督) – Wikipedia
レイズナーの設定で北斗の拳風にしたら、北斗の拳がレイズナーの設定に引っ張られてる。

【富野監督の行間を読もう。】
富野監督の人物評によると、大河原氏は「鉄工所のおじさん」らしい。実際展示されていたモックアップボトムズはすべて手作業で、アルミだか真鍮の叩き出しでできてました。なるほど、鉄板の曲げ方まで考えてロボットを作っているで、これは鉄工の人が大きく作りたくなるわけです。

八王子の展示はほかもたくさんりました。本人の作というか、一品モノでめずらしいのは「逆転一発マン」の味方メカ。プレゼン用と書いてあり木製。

このへんが、ほかのCGだけの人とは一線を画す要因なのでしょう。手を仕えってことですね。こんな人たちと仕事をしてきた富野監督は、最近のお手軽CGクリエイターにだめ出ししてます。以前はなぜそれほど毛嫌いするのかわりませんでしたが、「ロボット作りの正解を知っている」からゆえのだめ出しなんだなと、背丈にして25㎝くらいのフルスクラッチ・ボトムズを見ながらようやく理解しました。

4Gamer.net ― [CEDEC 2009]「ガンダムの父」富野 由悠季氏が若いクリエイター達を挑発する基調講演,「慣れたら死ぬぞ」の中身とは?


腕の関節とかちゃんとしてる。

工作好き