本棚整理と社会科学

本棚からあふれた文庫本を段ボールに仕分けして押し入れに封入。使用頻度が低い本のうち、捨てるに忍びないものはほどほどに整理中。スライド棚付きの本棚にして2本分ではさすがに足りません。かといって3本目を追加するほど本を買ってません。カラーボックスをいくつか置いてあるのでいくらかそこに入れるとして、本を所有することが面倒くさくなってきました。

家賃を気にするほどではない田舎のことですから容量の問題は小さく、床面積あたりの単価を計算したことがありませんけれど、たとえば都会で四畳半が月四万円だとして、その一畳を占有すると毎月一万円です。本を100冊なり1000冊置くために毎月一万円、年12万円かと思うとたしかに電子書籍化もしたくなります。

電子化するほどでもない文庫本は段ボールにいれて、タイムカプセル状態にしておきます。あと、本棚に刺さっているのはとりあえず時々引っ張り出して読むための本なのでそこは現状維持とします。本棚整理と称して何度も粛正の血の雨が降ったあとに残った本なので、そこそこ読み返すことがあります。ありきたりで容易に手に入る本も混ざっていますから、そういう本はもう処分して読みたくなったら買う方式でいいのかもしれません。

本をよんで役に立つかどうか考えることがあります。生きる糧にならない本は処分。面白くないのも処分。読んで意味がわからないものも処分。そうして興味の幅を削っていくと本棚の並びに筋が生まれます。たぶん私の頭の中は本棚の図書分類通りになっていて、メカと機械と評論に支配されています。ラブロマンスなんてしゃれたものはありません。

やっぱり機械の解説本の比率が多くて、そのくせ数式の載った本がなくて、総じて言うと社会科学系なんでしょう。メカ好きだからてっきり理系かと思いきや、科学違いで社会科学なんだと思います。天文地学も好きだけれど地政学や地理も好き。先日のタモリ倶楽部にでてきた東大の地理研究会の回は興味深く観ることが出来ました。

番組中でてきた和田領の峠に行った水戸浪士ってのは天狗党のことです。

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