雪のせいでスリップ事故多発

最低気温がマイナス6度。12時の段階で浅い水たまりは凍り付いて路面と同化している。

明日の朝は至る所で事故が起きるに違いない。風のながれを考えると陸橋が危ない。千波湖の周辺は橋だらけだ。仮設の橋は心許ない。風が抜けるとたちまち凍り付くだろう。常磐線をまたぐいくつかの橋も危険だ。大工町から歴史観を抜けて見川に入る県道30号は橋の取付け角度が直角で細い川と常磐線をまたいでいる。きっとスリップ事故が起きる。ふつうに生活していると忘れてしまうけれど、水戸というくらい水に関わる土地なので、ほかの地域より断然橋が多い。交通量の多い道路は雪が積もる前にタイヤの摩擦熱で路面が乾いてしまうが、交通量が少ない経路にある橋は危ない。

心配をする間もなく橋の上で放置される乗用車に遭遇しました。中に人が乗っていませんが、警察も救急車もJAFも来ていません。それにしても、往来の途中に車を放置する神経がいまひとつ理解できません。FFで雪の乗った凍結路面にひるんでテールが流れたか。上り坂ではタイヤにかかる重量の割合が変化します。グリップがギリギリの場合、上り坂なら前輪のグリップが抜けがちです。

事故自体はたいしたことがなさそうです。対面一車線ずつの橋のど真ん中で車を置いていかずに、もうちょっと向こう側の広い場所に下ろせばいいのに。自損で怪我人がなくて他人を巻き込んでいないなら早々に車は移動してほしいものです。

それにしても、一体あの車の運転手はどこに行ったのでしょうか?歩いて行ける範囲にはコンビニも公衆電話もなんにもありません。年寄りで携帯がなくて歩いて公衆電話を探しに行ったのか。いろいろ腑に落ちない現場でした。