偕楽園下が水没

地元は大雪ならぬ大雨で終わりました。偕楽園公園のいちばん地面が低い場所で水没した車がいて、消防が助けに出たと報道がありました。あの場所は大雨のたびに毎回沈むので慣れてしまいました。なんとなく土曜の朝がたそこを見に行こうかとも思いましたが、行っても水浸しの風景があるだけなのでやめました。雨もぱらぱらふっていましたし。

スリップする車が通行する程度に普通に走れたのでしょう。地名は常盤町、水戸駅前からゆきますと偕楽園と千波湖の池を結ぶ遊歩道の高架をくぐって護国神社を左手に見ながら岩間街道の坂を上るまでが水没しやすい区間となります。地面が平坦ではなく、スキー場にあったら楽しかろうというほどに洗濯板様のアップダウンがあります。もともと低い場所で地盤が悪いため道路の整備も苦労のあとがあり、右車線と左車線の間に峠のような山があったり地震でマンホールのフタが浮き上がったのを無理に補修した跡などが残っています。昼間ふつうに走ってもハンドルを取られかねない場所ですから、水が溜まって地面がわかなければ何かに引っかかってスリップもするでしょう。

偕楽園公園には湧水があります。その水は豊富で公園の中の池につかい、余った分は川として流れます。常磐線の下をくぐり、千波湖側に流してた場所が今回スリップ事故のあった場所なので、水に関しては対策のと利用がない場所なのです。

同じ水系でも下流の桜川はいま水門を閉じる工事をしています。いままで水門で排水していた市街地の水を、今度は揚水機を使ってまとめて排水するつもりです。桜川の堤防は下の川よりの段丘面がこれまで水門のためまっすぐ川沿いに歩けませんでした。今回揚水機を作り要害となる水門を撤去することで結構な距離の遊歩道が生まれます。2014/02/17現在左岸のほうが工事がすすみ遊歩道が長くなっています。右岸も水門の撤去工事が終わりましたから、順繰りに道を付ける工事にはいるのでしょう。この道路ができると私はインラインスケートで駅まで行くことが出来ますので、楽しみにしています。

千波湖周辺は平らで、その南側には多くの高校があり自転車通学の生徒が通勤通学でこの非車道を使うことになるでしょう。連結をうまくして、高校生が地元に残るようにしないと、ほんとに水戸の人口は減ってしまうでしょう。あと千波大橋のちかくにある温泉マークホテルは、新しく作る道路が完成すると表通りになるのですが、あれはそのまま残すのでしょうか。二件くらい歩道の横がそれで、その先駅よりにもう一軒ありまして、便利なんだか破廉恥なんだか。