コンビニ林立ちゅう

近所がコンビニだらけに。明治のころは湖で、昭和に入って田んぼを埋めた場所なので、区画がわりと四角く出来ています。大通りで囲まれた300メートル四方くらいの場所に、2014年になってコンビニエンスストアが急に林立し始めました。もともとセブンイレブンがありました。その後大通りにミニストップ、ひとつ中の通りにサンクスが出店していました。正確には覚えていませんが、2005年以降、この布陣だったように思います。先月あたりからローソンが新店舗に切替えるために隣の敷地に一回り大きなお店を出して現在準備中。

そこから200メートルほど離れた通り沿いの判子屋さんと不動産屋とタイ式マッサージが入った長屋タイプの雑居ビルは急に壊したと思ったら小さい箱ができて、ファミリーマートの看板が立ちました。そして開店準備中。壊してから立ち上げまで3週間くらいの出来事です。いまは内装業者が入っているところで開店はもうすこしかかりそうです。

ローソンは店舗を単純に隣に移設するつもりなんでしょうけれど、現行でお店は新旧どちらも開いていません。機会損失は心配してない模様。店舗が大きくなったのは野菜を売る店?になるためなのかも。新ローソンの場所はずーっと昔、私が高校生だったころ・・・四半世紀前はカラオケ店でした。プレハブのような箱を軽量鉄骨に載せた2階建てのカラオケボックスでした。建物の使い道がなくてのちに壊して更地になって駐車場でした。こないだ見たらその駐車場と旧ローソンの間のなにかの会社の事務所をあっという間に取り壊していままでの倍の大きさのローソンができました。いまは看板だけで準備中らしく業者の車が止まっています。たぶんバイトの子を新規に入れて立ち上げ直すのでしょう。オーナーが替わったかどうかはしりません。

そこから直線で南にスーパーマルトというお店を作っています。

こちらは基礎工事から結構手間がかかっていまして、建物を造り始めてからもう二ヶ月くらい過ぎていますけれどなかなか開店しません。コンビニもスーパーも年度替わりにオープンするほうが帳簿上有利なのでしょうか。ちょっと心配なのは、スーパーマーケットの立地。もともと湿地帯でどうにもならない場所です。深い谷にまっすぐな道路を造ってあって、自転車で越えるのが嫌になるくらいの坂でした。

底をかさ上げして太い道路にして、湿地帯の谷底に沿って盛り土をして広い道路を付けました。もともと手つかずの湿地を無理矢理盛り土で平らにしたので地盤がふわふわしています。歩道は当然のように縦に亀裂が入っています。谷の上から見晴らしがよく、家を建てたら楽しそうに見えますけれど、昔の湿地だったころを知っているので家を建てるのはなかなかの大博打に思えます。

この先地盤は落ち着くとして、雨が降るたびにどうなるか不安です。人工的に水の通り道を地下に埋めています。ただ埋めただけですから水路を確保しておらず伏流水となり地盤のどこかを流れることになります。ちょっと強めの地震があったら、なまじ斜めの場所ですからどうなるか分かりません。家を建てるひとは私より若くて、あの湿地の中のドブのフタの上がどうなっていたのか知らない人ばかりです。