ジンバルに輪ゴムを付けると安定するの?

HelmetCam Experience: SteadyCam -one hand-

スペインのひとの作例。切った輪ゴムを縦横に配置してジンバルの揺れを止めています。どうしてこれで安定するのかが分かりません。結構大きめの弓形のスタビライザーで、カメラをユニバーサルジョイントの直上ではなく、すこし後ろに載せてます。角パイプを2本使って構成されできの良い自作機。

角パイプを並行にしておくと、カメラステージの設置が簡単になります。ユニバーサルジョイントも良いヤツを使っているし、お金がかかっていそう。グリップが自転車のスクエア・クランクで、あれは切ろうと思うとなかなか大変です。カメラに本来取り付かないワイドコンバージョンレンズを付けたマウント台座もアルミ板を上手くまげて取り付いています。

ただ、わからないのは二方向からゴムで引っ張っていること。

安定するためにはむしろなんにも付けない方が良いはず。どうして安定するのでしょう?片手操作が簡単にできるのことが不思議です。ロールとピッチ方向にゴムを張るとむしろブレるはずなのですが、サンプル動画なぜか安定しているのです。すごいなぞ。