アルミ用のペンキを購入

現在製作途中のカメラスタビライザー2014モデルに色を塗るためペンキを買いました。ついでに買い物をします。ラバーのゴムグリップ。足りなくなった蝶ナット。固定用の金属バンドをいくつか。アルミ角パイプ用のエンドキャップを二つ買いました。エンドキャップは角材から削ってもよいのですがちょうど合うモノがあるなら流用します。ホームセンターにある棚を作るキットの部品でリブ付きのアルミフレームに使う部品でたまたま合致しました。ネジはステンレスを使い、金属バンドは着色する都合ステンレスではなく鉄製にしました。

ホームセンターでさがしものをしていると店員をさがしているおじいさんと目が合いました。いつもの癖で対応してしまいそうになりましたが私は店員じゃないのできびすを返して逃げます。卓上フライス版のスライダーを回すハンドルをくるくる回していいなあと思ってみたり、リューターで削るときに使うビットがとても高いなあと驚いてみたり。卓上フライス盤は持っていたら使うかもしれないけれど買ってまでつかうかといわれると使わなそうな道具のひとつです。

これまでも木工旋盤、電動糸鋸、プロが使う鉄アレイより重いチューブベンダーなど数々のオーバースペックな道具を買っては使いあぐねてきました。独自理論ですが、子供の時に使っていない道具は使いこなせません。私の場合、自転車をいじりまわしたり天体望遠鏡の台を作ろうとした経験から、日曜大工の範疇にはいる木材加工と金属加工ができます。手動の道具はぜんぜん扱いが怖くないのですが、電動回転ものやベルトソー、丸鋸、電動カンナなどがいまだに怖くて使えません。手で使う道具でさんざん怪我してきたので、電動で怪我したらキズが深いと想像した途端に怖くなって使えなくなります。口の悪い人は恐がりといいますが想像力の問題です。慎重さは残して置きたい。

今回も本体はアルミです。塗料はアルミ着色可の高級なペンキを使います。缶説明には速乾性で冬でも3時間くらいで乾くとあります。下地であるアルミ角パイプは曲げ加工を施したため表面にシワがあります。余分な加工痕はヤスリで磨いて修正しました。これが結構な難作業。角パイプは丸パイプと違って斜めに曲げると角材が斜めになってしまうので難易度が3割増になります。

パイプ部分の修正も済んで部品もそろったので着色します。その準備として脱脂します。まずは中性洗剤で油抜き。ついでなので台所用の研磨剤入の洗剤で磨いてみました。アルミや鉄メッキの部品はひととおり紙ヤスリで磨いてあります。それでも傷だらけなので磨いてみるとスポンジは真っ黒になり金物はキラキラ光るようになりました。黒で塗ってしまうのであまり意味はありませんけれど、素材の下地がきれいな方ができあがりもきれいになります。最後に水洗いで洗剤を落としてペーパータオルで水気をとって乾燥させています。明日乾いたら塗りましょう。