そこはかとない不安

明け方もぞもぞと左に引っ張られる感覚を覚えています。千葉の房総沖の地震があったそうで。うちは震度2。

311の夜中にサイレンの音が聞こえました。外に出ると煙たかった。夜の火事は音がよく通るから遠くの火事がとても近く感じます。遠くにモヤのような煙が見えたので、ああ、火事かと。消防自動車は救急の応援で出動するときがあります。台数が多くてなかなかなりやまないと心配になります。音のする方に目をやると駅を挟んでずいぶん遠いほうに街明かりに照らされたモヤがみえます。たまたま風向きがコチラ向きだったのか、冷たい夜気のなかに焦げ臭いニオイがします。1度暖められて上空に舞い上がった煙が特に寒かった上空の気団に冷やされて下の方に落ちてきたのでしょう。結構距離があるのだけれど。

昼、上空を飛ぶ二機のF-4ファントム。鹿島灘の上で訓練を追えて百里基地のほうに機首を向けなおしていました。左カーブを二機で曲がっていきます。二機のうち左後方に付いた機体が右の僚機と等距離をとって並行に飛ぶはずが、なんだかふらついていました。新人の訓練なのでしょうか。