フォーク式ジンバルが完成

フォーク式のジンバルが完成し、軸を付けてみました。アタマの部分に板を載せて、カメラをのせて実験する手前で止まっています。

軸と干渉しないようにフォークを作ると持ち手が軸から遠くなります。軸から把手が離れるほど手にかかる負荷が重くなります。作る前から分かっているのに悪い部分が悪いままできあがってしまいました。

今月前半に作ったモデルは総重量が2キロ。ユニバーサルジョイントを使って出来る限り軽く作りました。一ヶ月に2台仕上げてます。寒いときは鉄に触れたくないので暖かくなると作るんです。

今日できあがったのは、ユニバーサルジョイントを使うカメラスタビライザーよりちょっと重くて、たぶん2キロ強。先日掃除中にキッチンスケールの上にモノを落として皿の部分を壊してしまったので重量が量れません。せっかくスタビライザーが出来たのにカメラはイベント用に使うって言う人にレンタルしてしまったので、一眼を載せたらどうなるか分かりません。

本体の設計はこれまでうまくいった手法をそのまま使っています。構造でしくじることはなさそうです。ジンバルは片持ちの軸と金属フォークを使うのは初めてですが、軸が中心で回るよう調整も済ませました。なにせ使うベアリングが普通のより大きくて重いため、作っている途中に重いことは分かっていました。

軽くする方法はいくつかあります。軸と把手を限りなく近づけると手にかかる負荷が小さくなって軽く感じます。中心軸がボルトで出来た2013モデルは出来る限り軸と把手を近づけています。

今日できたフォーク式のカメラスタビライザーも、重くなるのは分かっていましたからフォークを切り出すときに躊躇しました。ボルトのアタマを切っておらず、普通の肉厚のボルトアタマが付いていましたので余裕を持ってちょっと遠目にフォークの2本の爪を切り出してあります。

ボルトアタマを低くした今となっては、稼働分を犠牲にしてでもあと1センチ手前に穴をあければと思うのですが、作るときは使うときのことを考えてどうしても可動域を広くしてしまうのです。これは現物合わせでモノをつくるときの必然のようなもので、厳密に設計図つくる人にはない葛藤を毎回しています。いまからもう二穴を手前にあけても良いのですが、可動域は広い方がよく手にかかる負荷とトレードオフの関係なので改造にはあまり気が進みません。

もうひとつは片持ちの軸付きの把手を付け替えると軽くなるかもしれません。フォークのぎりぎりまでグリップを出せばよかったのに、軸の中心に直角にグリップを付けてしまいました。あと1センチほど前に出せたのですが、グリップを握った状態でフォークと指が干渉しないようにつくるといまの、フォークの金物からちょっと離れた場所にグリップが立つことになります。

コレ1台しかないなら仕方ありませんがうちにはいろんなモデルがあるので、重いのは重いまま使うことにします。

2014ヘビーウエイトの3軸フルベアリングモデルのメリットは動きが滑らかなことです。基本、VP20の水道管パイプを使っているので長さや重さは水道パイプの大きさ次第です。屋内用から屋外用、天地逆転したローアングル用がこの2014HWがまかなうことになりそうです。軽い機材で通常撮影がしたいだけなら、こないだ作ったライトウエイトモデル(LW)に任せることにします。そしてカバンに入れて移動して使うときは軸がボルトの2013モデルに。コンデジで良いときは以前作った各種軽量モデルを使うことにします。

大は小を兼ねるということで、2014ヘビーウエイトモデルも実は細い軸が使えます。マウントを載せ替えるだけでGoproだろうと携帯だろうとiPhoneだろうと使うことが出来ます。遊びがいとしては、2014HWも悪くはありません。

欠点はただただ重いこと。

一般的なステディーカムとかグライドカムとか、最近初めて現物を触ったフライカムのC5とか、フォークで片持ちでベアリングを入れたモデルはなんだかんだで重いですね。





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