グラフィックボードにCPUクーラーを装着

グラフィックボードが冷えません。室温27℃のときに70℃に届くほどに加熱します。

ファンの増設で65℃

ケースの中に台座を作ってファンを入れます。背面のスロットの蓋をはずして風が抜けるようにします。この改良でわずかに温度が下がりますが、やや不満です。

グラフィックボードを点検します。放熱フィンが小さい。タンポポの花くらい。まるで飾りのようなファンです。放熱用フィンは羽根の高さが5ミリほどでやる気がありません。アクリルの整流カバーが付いているので横から風をあてても効果が薄いのです。

ヒートシンク追加で60℃

捨てずに持っていた初代アスロンのマザーからCPUクーラーを取り外してグラフィックボードのヒートシンクに移植します。

グラフィックボードのGPUに触れているアルミの放熱板をはずします。カバーとファンをはずします。次に放熱板に4つネジ穴をあけます。ネジ穴を基準に移植用するCPUクーラーのヒートシンクの底面に穴をあけてゆきます。生け花の剣山のようなヒートシンクと、グラフィックボードの放熱板をネジで止めます。この状態でケース内に増設したファンから風を当てると通常使用で60℃以内に収まります。

CPUクーラーの装着で57℃

横から風を当てても効果が薄いので、元々付いていたCPUクーラーのファンを取り付けました。この状態で57℃くらいを前後します。

筐体の底に穴をあけて53℃

GPUに付けたCPUクーラーは、パソコンの底面から2センチほどの場所にあります。外からの吸気がないのでこれ以上冷えないことに気がつきました。そこでパソコンの底部に穴をあけます。ドリルで20コほどのちいさな穴をあけます。途中で飽きたのでニッパーを使って鉄板を切り開いてゆきます。グラフィックボードに付けたファンはアスロン用の6センチ角なので、底面もほぼ同じ6センチ四方に切り取ります。

底部に穴の開いたパソコンは、カゴの上に置きました。底から吸気ができます。これで動画をみても上限が53℃ほどになりした。

ファン用の電源がふたつしか無かったので、家にあったこのような変換ケーブルで電気を供給しました。