不動産を買う前に

緊急地震速報をひさしぶりに聴きました。慌てて外に向かいましたが、青森の揺れが茨城までくることはないという計算がその場でできませんでした。外の扉を開けて、ああ、青森かと人心地つき、経っていたので揺れを感じず。台風の風がつよいので家の揺れなのか地震で揺れているのかはずっと分からないままです。

夕方やたら固まりのような雨が降り注ました。ふだんは雨のかからない郵便ポストからつららのようなししずくが落ちかけています。幸いなことに積算の降水量が少ないので足下は湿ったくらいで水没することはありませんでした。栃木の壬生では電柱が折れるほどのつよい風が吹き、竜巻だと考えられています。先月は喜連川ことさくら市あたりでも突風が吹きましたので定期的に栃木は竜巻が起きるようです。

私の住む茨城県央も先週は久しぶりに強風が吹き、窓ガラスを内側から触ると皿のように中心が凹んでいることがわかるくらいでした。ちょうど23年くらい前にも同じことをしていました。あのころに比べると近所の家の解体が増えて風がますます強まったとおもう一方、マンションが増えたので風が抜けなくなったようにも思います。

もともと洪積地帯で地盤が弱くずっと田んぼだったところにマンションを無理やり建てていますので、建築費が高く人口密度が低く早々マンションだらけにはならないと思っているのですが駅の魅力にはあらがいがたい模様で、駅から近い順にすこしずつ高層マンションが建ち続けています。

そのうち、私の住む場所もマンション群に取り込まれるかもしれません。

子供の頃から乗っていたバスの路線が、実は駅周辺の田んぼを避けて設定されたと大人になってから知りました。もともと田んぼにもできないような湿地帯が駅前に続いていて、最新の建設技術の発展でようやくいまになってマンションの土台が作れるようになり、それで水戸の開発が進んでいるように思います。

マンションはともかく、個人宅の場合は来歴を知らないまま土地を買う方が多くいらっしゃいます。子供の頃ザリガニを釣った元田んぼの後や、川が分岐するため、他の土地より水分含有量が多くて住むには向いていない場所も、だれが勘違いしたのか家が建ち始めました。

家を買うときはとりあえず地元の古老と何気なく立ち話をするか、国土地理院のサイトで米軍が撮影した昭和の航空写真でも見ればいいと思うのですが、不動産を買う方はあまりそういった聞き込みも下調べもなさらないまま大きな家を建て始めます。

地図・空中写真・地理調査|国土地理院
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