ミニチュア撮影について

カメラネタのひとつとして、ミニチュア撮影を考えています。視点を下げることでそれらしい動画になるはず。先日のバクモン(NHK)で円谷の撮影所が出てきました。ミニチュアを載せたセット自体を60センチほど下駄を履かせて持ち上げて撮影しています。

テレビに社長がでてきました。円谷直系の血族ではなく、いつの間にか元カメラマンが社長に。現場の人はめったに社長にはなれません。何かよほどのことがあったのですね。

円谷くらいになると権利で食えそうですが実務上がりが社長になると現場重視で新作を作るはず。タロウのOPを見て興奮した世代なのでこれからもミニチュアに期待しています。

ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書)

自分で撮影するならば、当然ですがミニチュアが必要です。ミニカーのできが良くなったので縮尺に気をつければ市販のもので間に合います。プラモデルと違いトミカは縮尺がまちまちなのです。

飛行機の空撮風映像を作る方法はなんとなく作れそうです。ローアングルの移動撮影はできます。移動距離が短ければドリーを作ろうかなんて気にもなります。

実は数ヶ月前に天井からミニカーのイリューシンをぶら下げて眺めています。これを飛んでるように見せたい。レールか移動撮影を使えば飛ばせるかもしれません。

レールいえば今日のパンパシフィック水泳はレールにカメラマンを置いて撮影していました。いつもは電動ですが、人が乗ることでマイルドな絵になったような気がします。電動の場合はリモコンでカメラの角度を決めますが台車を使う場合オジサンが見た目で角度を決めますから、すこしだけ人間らしい絵になります。

観客席が低いとオジサンと台車を押す青年が邪魔なので見かけませんが、オーストラリアのゴールドコーストでの開催なのでいろいろのんびりしているのかも。こんなに日本は暑さをもてあましているのに、わざわざ寒い南半球で水泳大会をしているのがとても不思議です。選手入場で手袋してるのは変。

パンパシ水泳2014|テレビ朝日

それで、ミニチュアを作るのが面倒くさいのでたぶんやらなそう。ふるい円谷特撮の本をみたら飛行機は吊りもつかうけれど縮尺を変えたラジコン飛行機を地上から望遠で狙って撮影したとあります。

飛行機の操縦とカメラは同時にはできませんのでどうしましょう。吊りならまだなんとか。