3つの案

簡単なカメラ安定装置
簡単なカメラ安定装置

【カメラを安定させるには】
昨日散々オフセットすると書いた。しかし、よくよく考えるとべつにオフセットなどしなくても良い。ずらすとずらした分調整が大変だ。

3つの案を考えてみました。

< - A案->
三脚型の三つ足をつけて、自立させる作戦。傘のように畳めると便利。ヒンジ数が増えるのと、歩くとき結構邪魔になるので腕の長さは取れない。また、バランスが悪いから触ると倒れるだろう。脚兼重りの部分は別に交でなくても良い。

< -B案->
Aの発展型。中心軸にM6全ボルト。水道管のエンドキャップを利用して簡易型の雲台と重心調整装置とする。上面には沢山の穴を開けた板をおき、カメラを固定する場所で重心を調整する。前後のバランス調整がないので、追加が必要。

< -C案->
全ベアリング搭載の自作のジンバルをそのまま利用する方法。昨日ネックになっていた軸と重りの関係。一直線にすると干渉するので、一直線のようでジンバル上下で別体とします。

回転部分は上だけ。回転どめの横木も上部に装着します。横木はバルサと釣りの重りなどを予定。下部に横木を渡すより若干重量アップとなりますが、仕方ない。下は回転しない軸をそのまま下ろし、そこに垂直方向用の重りを取り付けて完成、のはず。

【250万円得するジンバルの作り方】
ジンバルを継手とベアリングだけで作る方法です。
これから作ります。作る前に材料についてメモ。

自作ステディカムで250万円節約?!(動画あり) : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ
上記リンク先の作例では使用するネジをウイットの1/4 20にしているとおもいます。カメラネジとして使えるので、軸をネジで作ればそのままカメラや雲台がさせます。

ここでは入手しやすいM6を使用します。使用する継手はVP13。こちらに606zzのベアリングを紙巻き後圧入。軸は全ネジのM6で。ウイットでもかまわないでしょう。調節の時ピッチが荒いウイットネジの方が回す回数が減ります。特に決まりはありませんが、どちらかに統一した方がよいでしょう。

継手を適時かっとしましたら、ネジを立てます。ネジはどちらもM6を利用しますが長さが変わります。内側が10ミリ、外側が15ミリを予定。普通のナットでもぶつからないと思いますが念のため「3種」とある薄ナットを準備しています。

ジンバル部分は2軸4本のナットが必要となります。ナットの先端はヤスリで削って、テーパーを付けるか細くして一段下げて使う予定。直径で言うと、ネジが実質5.8ですから5.5くらいにダウンさせ、継手に開けた5.5ミリの穴に埋め込みます。ネジをそのまま挿入しても大丈夫とは思いますが、使用中に削れることを思うと、とりあえず4本くらいならネジ先端を削っても罰は当たらないでしょう。