ポータブル赤道儀はないけれど月食を撮影

月食
市販のオイルフリュード雲台と、EF90-900mm kiss X4 静止画をムービーメーカーにてアニメ化。1フレーム0.12秒。静止画なので、歪まないだろうと予想してYoutubeのスタビライズ機能を使いましたが勝手にズームされたので元に戻しました。

撮影は手動。時計の秒針を観ながら1分ごとに撮影しています。そのため、暗くなる動画はありますが明るくなる動画はありません。

三脚はビデオ用のハクバのオイルフリュード雲台なので、通常の安い三脚よりは多少マシなのですが、天文用に使うとやはり微動が欲しくなります。星の追尾にはあまり向いていません。

ビクセンのオシャレなコンパクト赤道儀が星野写真用に欲しくなります。カメラより一回り大きいくらいのサイズで外部電源も使えますから家で気軽に撮影できるでしょう。昔々私が読んだ本では、ステッピングモーターとボリュームの減速機を使って作る作例が一般的でした。当時はフィルム時代で手間と労力が相当必要でお金持ちむけの趣味です。

ポータブル赤道儀の作り方―天文工作室 (1979年)

いまは機材が発達してこんなに小さくパッケージされてしまいました。
↓三脚とカメラを繋ぐ白い箱が赤道儀です。

機材の進化

フィルムからデジタルに転換したのが大きいです。ほぼタダ。フィルムの現像代が不要です。紙焼きの時間も要りません。公開するのに「天文ガイド」「月刊天文」「スカイヲッチャー」に投稿せずに済みます。アカウントを持っていたので編集ソフトから一発でアップロードできました。

画像をアニメにするソフトはWindows付属のムービーメーカー2012を利用しました。手順があっさりしすぎて書くほどでもありませんが念のために説明しますと、ムービーメーカーのホームにてビデオおよび写真の追加を押します。するとフォルダが立ち上がるので編集したい写真を選択します。そのまま画像を複数選択するか、1枚目をクリックしておいて、必要な最後の写真をシフトを押しながらクリックすると、そこまでの全部の写真が画像ファイルの番号通り読み込まれます。

アニメーションを作るには、すべての画像を選択したのち一枚当たりの秒数を設定します。再生時間にて秒数が決められます。プルダウンメニューでは1秒ごとの表示しかありませんが、中の数字はカーソルを入れて数字を打ち込むことで0.01秒単位で書き換えることができます。初期設定の7秒は長すぎました。かといってコンマ1秒では短かったので、0.12秒としました。秒間8枚なのでカクカクしますが地球の影が見てとれます。

もっと望遠の機材で赤道儀を使って追尾したくなりました。ポラリエ欲しい。作らずに結果放置した屈折望遠鏡のキットを密かに隠匿していますので1台つくれます。高校生のときにキットを買って、鏡筒と経緯台を作れず放置してきたのですが、いまなら工作能力が追いついたので赤道儀まで作れるはずです。スタビライザーのおかげでベアリング回りの工作を理解しましたので、なんなら自動追尾も作れそう。

でも、中古市場に赤道儀もモータードライブ付き安価に溢れていますし、ポラリエをみると買った方が簡単で、いざつくるかというとますます放置する方向に心が動いてしまいます。あの押し入れに仕舞い込んだ私の自作望遠鏡キットは一体いつになったら完成するのでしょう?