航空観閲式2014予行

ベレンコの呪い
ベレンコの呪い

気がついたら練習してました。地上からの反射で機体に光りが回ると本物なのに模型のように見えます。機体は早期警戒機。E-2 (航空機) – Wikipediaもともと持っていなかった機種で、ベレンコがミグ25による低空飛行で函館空港に戦闘機ごと亡命した事件がありまして、そのとき日本の防空レーダーがザルだとばれて慌てて導入したのが写真に写る早期警戒機です。

地上より舞い上がりより高い位置で敵機の動向を探ります。むかしからありますが、中のレーダーなどは順次更新されている模様。両テーパー翼が独特です。機体上部に大型レーダーを装備したため、風の流れが通常と異なるため水平尾翼は大型化され、翼端に垂直尾翼、水平尾翼上面に二枚の補助垂直尾翼が見て取れます。

航空閲覧式には本番で100機ほどの自衛隊機が舞い上がります。今日は75機で、F-4 F15 T-4あたりの練習機はもっと百里基地に近い場所で訓練をしています。私が家から観た中、大型機、政府専用機はおよそ20機ほど。F-2単機とフューイコブラの3機編隊はいちおうの飛行コースの確認でしょう。大型機は時間をあわせて連動するため海の上で旋回しているはずなので、海からまとめて飛んでくるのが水戸市上空を通過します。

10年ほど前でしょうか、地元出身の額賀氏が防衛大臣だったころは、完全に閲覧用の編隊を組んだまま飛んでいる姿を家から見ることができました。そのとき、編隊のはしっこにF-86 (戦闘機) – Wikipediaが居たように思うのですが、額賀防衛大臣のときは小渕政権ので、2005年以降です。すると、セイバーなど飛んでいるはずがなくきっとT-1 (練習機) – Wikipediaと見間違えです。ジェット練習機は2006年まで飛んでいました。

航空観閲式に伴う事前飛行訓練について | 笠間市公式ホームページ
今年の航空閲覧式の日程、練習日など。

ミグー25ソ連脱出―ベレンコは、なぜ祖国を見捨てたか (1980年)

スクランブル 亡命機ミグ29