考えるだけで作らないカメラ機材

ベアリングとユニバーサルジョイントを利用した非電化「Movi」っぽいものを作ろうとして作らずに一週間が過ぎました。その間に作ったのは単眼鏡を載せる架台。パイプクランプで単眼鏡を挟みます。以前一眼レフ用に作ったジンバルマウントにパイプクランプを接続してかんたんな経緯台としています。両側に握る部分がつくだけで、単眼鏡は格段に狙いやすくなりました。カメラも同じ効果があるかもしれません。

たとえばカメラですとこういった商品があります。

左手用のグリップが追加されます。右手はカメラ本体を握ってシャッターを切ります。

このタイプを両握りにして、間に自在継手(ユニバーサルジョイント)やベアリングを入れたら安定するようなしないような。

こういうショルダーリグも一万円以下になってきました。何度か作ろうとしてそのたびに頓挫しています。作っても使わなさそうなのです。動画でフォーカスを触るときに便利そうに見えます。材料も手元にいろいろあるので作れるはずなのに、考えるだけで作らないままとなっています。

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この宣伝を見るたびに、どうして赤道儀にしないのか疑問が募ります。

経緯台で太陽を追尾する理由はあまりないと思うのです。
丈夫なヨーク式赤道儀にすれば問題解決なのに。これが私の考えて出た答えです。
どのみち制御するなら低い位置のほうが良いと考えたのか。緯度は日本の中国地方と同じくらいですから、ベアリングを斜めに使うことを嫌ったのかもしれません。しかし、ヨーク式赤道儀にすれば微動は1つですみますから稼働部品が減って便利なはず。

カセグレン式反射望遠鏡を作ろう
ヨーク式ってこういう重たい望遠鏡を載せるための仕組みです。極軸の両側にベアリングを置きます。普段見かける天体望遠鏡はほとんどがドイツ式です。

先日、NHKの技術対決番組で凹面鏡をつくる戦いがありました。最後まで計測器だけで凹凸を確認していましたけれど、フーコテストをすればいいのに。

そして先日月食の直前に赤道儀を作ろうとしてやっぱりやめたのでした。