Maker faireの準備

Maker faire Tokyo2014用の展示物を鋭意準備しております。

ボルトと板を切り出して作ったローアングル用のカメラステージ箱は、なかなか使い勝手がよろしくて、軽いカメラを載せる限りは充分機能します。問題はEOS KISSを載せたときどうなるか。重くて腕が持たないか、機材の限界を超えるかもしれません。箱を持ち込むかは荷物の空き次第です。

出展テーブル

テーブルはさして広くないので、カメラスタビライザーの台数がそうは持ち込めません。今回は共同出展で半分なので、使えるサイズが180*60の半分、90*60センチです。公立学校で使っている机の一個半ほど。

当初持ち込む台数はあるだけと考えていました。直前に新規に作るのは、不安の裏返しであまりよろしくありません。とうの昔に作って調整が完全に済んでいる、3方向ベアリングの機材を1台持ち込みます。

あとは説明用にもう一台予備機を持って行くかどうか。ベアリング式で無いモデルは、性能として微妙に劣ります。ユニバーサルジョイントを使った過去モデルも見せたいところですが、過去は見捨てて今見てもらいたいものだけに注力することにしました。あるだけ見せたい満開飾から、1点集中主義に頭の中身を切替えるのにひと月ばかりかかりました。その間新たなスケッチや試作をしてみたのですが、直前だから理に適ったものができるかというとむしろ逆です。

動画再生用の機材は何?

モニターはフォトフレームを用意したけれど、使わないことにしました。よく見かけるグリーンハウス(Green House GAUDI)の7インチのフォトフレームは写真はきれいなのですが、残念なことに動画を再生すると美しくありません。

大画面のPCモニターも検討しました。動画とモノを並べると、機材と動画の説明が必要になります。デスクトップを持ち込んで動画を再生するのも良いのかもしれません。しかし、テーブルはそれだけでめいっぱいになりますので、ここは素直に諦めて、昨年同様タブレットを使うことにします。

ホームセンターでよく動画が流れていますが、流れているだけでじっくりとは見ないんです。実演販売のコーナーがあれば、たとえばビットドライバーで天カルの皿ネジを締めたりネジザウルスでネジを外したりします。チェーンソーは怖い。

体験できる工具があって横にDVDプレイヤーの動画が流れていて、皆さん動画ってみてますか?あの動画を私はしみじみ観たことがないんです。今回の出展では過去3回の反省と、ホームセンターでの自分の行動を考慮し、機材の説明と体験に時間を割くつもりでおります。

ちなにみグリーンハウスの7インチモニターで再生するには

  • ファイル拡張子-AVI
  • コーデック-M-jpeg
  • 動画サイズ480*234-ピクセル

以上のようにせねばなりません。動画はパソコンのソフトで変換できます。XMedia Recode – Download

カメラの動画がAVIですとそのまま再生できるそうです。手元のカメラはほとんどがmpeg動画ばかりなので、どうしても動画を再生させた時には手間がかかります。普通に写真だけで運用するならグリーンハウスでも充分なのですが、今回は使わないことにしました。

カメラとバッテリー

あとはカメラをどうするかで、いちおう見学のときに撮影するために一眼を持って行きます。展示物がカメラがらみなので充電は常に必要となります。予備のバッテリーと充電器をいくつか持ち込みます。産業用の蓄電池を自作アダプタでカメラに繋ぎ給電するつもりです。蓄電池は大量にあるのですが、こちらは事務局に申請した範囲で持ち込むことになります。

人のあつまるビックサイトは消防法に厳密なので、可燃物の類に制約があります。燃えやすい布、紙はダメだそうです。燃料と誤認しやすい液体もいい顔はされないようです。

イベントの性質上大量に持ち込まれるリチウムイオンバッテリーも申請が必要でした。いちおうカメラの動作時間から逆算して二日間生かせるだけのバッテリーを用意しています。充電の手間を省くため、裏技的な使い方をするつもり。

他に持ち込むもの、展示で説明するものは極力絞って少なくします。

今後用意するもの

説明用の写真と、配布用の紙を作るかどうか。名刺は勘定しませんが置いておくと結構な割合でなくなります。これまで三回イベントに参加しましたけれど、名刺を配ってもべつにあとから連絡なんてありませんからなきゃないでいいかなと考えています。

販売が目的の出展物ならチラシに意味がありますけれど、ちょっとつかってみてください、いかがですか?と見てもらうとき紙はべつに要らないかなと考えています。

あと10日。紙モノでちょっと悩んでおきます。去年は初日寝て無くて当日の朝に名刺をプリントアウトしてシートをちぎっていました。ああいう無理は今年はせずにのんびり楽しみたいと思います。