ローアングルのあおり移動動画の撮影方法について

ステディカムパイロットをひっくり返してローアングルにしておいて、人物を狙って撮影した動画をみたことがあります。撮影方法も分っているので、手元の自作機材でマネして撮影して観ました。まったく動画がとれません。撮影はできますが思ったように写らないのです。

参考にした動画では5D mk2で撮影されてまして、モニターは見ていないのにきれいにフレームに人物が収まっています。まったく意味が分りません。持ち方もでたらめで構え方もぐちゃぐちゃなのにできあがりの動画はきれいなのです。

私となにが違うのか。

今のところなにがどう違うのかは謎。皆目見当も付かず。理屈の上で、まず単純に装備が違う。向こうはサスペンションの補助アーム付きで当方は手持ちです。しかし、手持ちだってなんとかなるでしょう。

対策

ローアングルにしたときに不安定になるので、下板のオモリを外してバランスをかえました。カメラ側を重くします。下のオモリを外しただけでは間に合わないのでカメラ台を加工してオモリが乗るように改修加工をします。

まず、ソニーのHX5VをこれまでTX9を載せいたジンバルマウントに載せます。もともとはパナソニックのTZ5用に作ったものなのでそのまま加工せずに搭載できます。まずジンバルマウントの下に大判の座金を二枚。カメラ台の一部をドリルで切削してネジを通し高ナットをひとつ積みました。その写真がこちら。

DIYスタビライザーのカメラ台にジンバルマウントでソニーのコンデジを載せる。
DIYスタビライザーのカメラ台にジンバルマウントでソニーのコンデジを載せる。

これでようやくひっくり返したローアングルで安定しました。しかし、画角をカンで決めるため思ったようには操作できません。Maker faireでつかった延長の棒は外して下板だけで調整していたのですが安定がとれませんので短い延長棒を装着して練習を続けています。

仮説としては、部屋で練習している私のカメラ操作は動きすぎ。もっとできあがりの絵を想像してカメラを動かさないといつまで経ってもなんだか分らない練習動画ばかり増えてゆきます。どうも移動量とワンカットの尺の長さを勘違いしてるのかも。まだ練習は始まったばかりです。