とりあえず撮影してみた

ワンバイツー材と、座金とネジと
ワンバイツー材と、座金とネジと

【グライドカム風】
カメラ安定装置の作例。先のエントリーではM6を使うと書きました。coza4 diary » Blog Archive » DIY Steadicam, Glidecamを縮小コピーするよ

確かに使うには使いましたが、このサイズと重量では太すぎ。先端をヤスリで削って4ミリ半くらいまで細くして挿入しましたが、全然ダメ。特に内側。ここは回転物どおしが近すぎるので太いとどうにもなりません。

まして六角ボルトの頭が邪魔なので、外側のパイプにぶつかります。そこでM3のプラスネジ10ミリ長に変更してます。

【作例について】
一番内側の軸受を押さえるVP13の継ぎ手に貫通穴。そこにM3のネジを挿入し、軸受の側面をネジで押さえることにしました。次ぎに外側にM6ネジを加工したものにして組み立ててます。こちらは12ミリ長。

これから作る方は、最初からM3か3.5で作りましょう。ネジは使用中に回るので、回りどめのワッシャかスプリングワッシャを。工場の地図記号みたいな座金は何というのだろう?羽根ワッシャ?「皿バネ座金」外歯というらしい。

M3のネジにしてしまえば、軸が細くなるのでネジ山を削って磨いたりせずに回転軸になるでしょう。小さいのでネジの影響はないと思います。ただ、どうしてもネジ脚が長くなるので内側のパイプが前後左右にずれるとパイプの穴からネジが抜け落ちて本体が脱落してしまいます。ネジにジュラコンのスペーサーか適当に切ったパイプでも入れてください。もしくはナットで動かないように。軸ずれ対策をしましょう。

地崩れ対策としてナットを使うときは「ロックナット」か「ダブルナット」が必要です。次ぎに作るときはスプリングワッシャを噛ましてダブルナットでロックするつもりです。

一番外側のパイプは中のM3ネジを外から回せるように6.5ミリの穴あけました。あとは釘でも加工してキーホルダーか安定装置内にドライバを付けると良さそう。

一応、形はこんな感じで。ただ、全体的にちょっと軽すぎ。小型すぎ。

追加用件としては、移動用に畳める方法にしたい。ネジ式ですとばらすのが面倒でそのまま持って移動する羽目になります。軸のネジとウエイトはワンタッチ脱着するか繋がったまま畳めるようにしたいですね。軸を一方に寄せて畳むか、脱着をネジではないスナップ?にするか検討中。

ナットにツメが付いている
ナットにツメが付いている

【重り】
重りの部分に木。座金は重量増加用です。両端を曲げて、簡易4脚の脚にしましょうか。

この軸の全ネジ長は30センチです。カットされたものを買ってきただけ。もう少し長くても良さそうですが、あまり伸ばすとウエイトが脚に当たるので考え中。感覚としては、普通のデジカメならこのサイズでも全く問題がなさそうです。重量は上下とももう少しあっても良さそう。こんな簡単なそうちでも結構安定するものです。

アームの両端にコインホルダを付けると便利かも。100円ショップで売ってそう。バネ式でコインを入れたりだしたりが簡単にできます。別にワッシャをネジ留めでもかまいませんけど。

以下は上記写真にある安定装置で撮影した映像です。
ちょっと前の撮影で、軸を持っていません。持ったのはそのうち。