水戸しぐさ

水戸しぐさ

虐殺を恐れ地下に潜った水戸人が密かに伝承し口伝のみで引き継がれた独特のしぐさのこと。

水戸学 ・ 水戸幕末争乱(天狗党の乱)
明治維新の混乱で水戸城下は藩内の統制が崩れ権力闘争が始まる。明治維新にかけて血で血を洗う争いが起きました。

今の水戸人

このとき、地下に潜り、だが地下でくすぶっているだけで大人しくしているわけでもない、筋さえ通れば金次第で命知らずのなんでもする人たちが生まれました。道理の通らぬ世の中に頼りになる、それがいまの水戸人です。

結果、ほかの地域には見られない独特の文化が発達しました。

水戸しぐさの具体例

有名なのは、赤信号で青に変る寸前に直進車より先に曲がる先行右折の術。こちらは江戸中期に大八車の運行で発生したルールです。おもに水戸藩江戸屋敷のある向島周辺で発生した地域限定の交通法規でしたが、のちに水戸に下り水戸しぐさの特徴のひとつとして数えられることになります。

自動車

ほかにも、大八車の車軸を荷台より上に付けることで姿勢を安定させる独特の技術があります。これが後のシャコタンです。

鬼キャンと呼ばれるキャンター角の過剰な変形も、大八車の車軸が折れたときに旋回半径がちいさくなり小回りが利くことに習って改造しているそうです。

ファッション

新政府群の追撃を受けて長期間東北を転戦してしたため、軍服の襟をたてることが推奨されました。そのため水戸の女子高生はシャツの襟を立てています。

ルーズソックスも同様に、敗走に転じた水戸浪士を主とする反新政府勢力が戊辰戦争終結後水戸に帰ってきて、そのときわら靴のなかに袋縫いで詰めていた手ぬぐいが発祥だと言われています。

ほかにもいくつかあるのですが、考えるのに疲れたので終了。

語り継がれる「江戸のしぐさ」参考、茨城・守谷市が道徳冊子を作製 (産経新聞) – Yahoo!ニュース
脳みそがEM菌にでも感染したのですか。
江戸しぐさ – Wikipedia江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)