見てるこっちがアウト

ホワイトアウトを一瞬みてみる。訓練したテロリストがぱたぱたと倒れる様は、訓練してきたテロリストに失礼である。

30口径の高速弾を使う自動小銃なのに、発砲音が9ミリみたいに軽い音でした。主人公のタマの無駄遣いはもったいない。敵の弾倉を奪うべし。

どうしてこういう映画はありきたりの「安全装置があるんだ」なんて教える描写をするのでしょう。あれいらない。弾が入っているかどうかに関わらず、レバーを素早く引いて弾倉上端の弾を薬室に滑り込ませて、マタの間に狙いをつけて引き金をひけばいいのに。安全装置が変なとこにあるから、1度グリップを握る手を外さないとレバーが操作できないのは欠点です。カラシニコフは真ん中がフルオートなのでレバーを真ん中にしておけば撃てます。安全位置がどっちなのかは忘れました。

そのあたりでいちど、他の番組を見てました。戻ってくると、こんどはスイス銀行にお金を振り込むところ。古尾谷雅人が警察幹部を演じててます。もっと長く生きて欲しかった俳優です。そのあたりで視聴終了。

テロリストの描写が累計的で、ガイナックスあたりがアニメで作れば丁度よろしかろうとおもいます。

犯人と逃げ回っている世界陸上とテロリスト三人の銃撃戦がどうにも締まらない描写でした。あの距離で外すならテロリストは廃業した方がよいでしょう。通常、ひとりないしふたりで動きを止めて、回り込んだ三人目が仕留めればもっと簡単に世界陸上はいなくなったのに。

中東で訓練した設定の割には、連携がぜんぜんとれていません。

人質はゆるく紐で手足を縛って、順次薄着のまま外に放り出してやればカメラの前で銃撃するより脅しとしては効果的なのですが、やっばりその描写は平成ですからできないのですね。原作のひとがやさしいのでしょう。

最初から主人公が活躍するための敵をつくっているのがちょっと苦手です。計画の説得力の無さからいえば、テロリストの立案が織田裕二。逃げ回る主人公が古尾谷。下っ端のテロリストが佐藤浩市のほうが面白くなりそうです。失敗するとコントになりますけど。

難はシナリオが複雑すぎ。復讐譚なら最初から吹石満を主役にしたほうが2時間で収まりがつきます。映画としてはわるくないのかもしれませんが、間が長くてなんだか途中でとまりました。あと、流域面積の問題から、そもそもダムの爆破ってあんまり効果はないとおもうのです。それよりももっとハイパワーな電源があるのになぜそちらを舞台にしなかったのか。まあ、そんな映画だったらいまごろお蔵入りですけど。

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