世界陸上2015北京のマラソン中継車

レンタカーか

車種は分りませんが、あんまりよくない。車台に直接鉄骨を溶接してカメラを乗せると安定するのですが、どうもケチってふつうの車を使った模様。ランナーの間をうろちょろする車がトヨタの乗用車だったので、カメラを載せて先頭を走った車もトヨタか。

バンパーの下に細い鉄骨を日本繋いで、リアハッチの前に H 型に鉄枠を組んでカメラを1台、屋根にも同様に鉄枠を組んでボール型のカメラを1台。

揺れるカメラ

この後部ハッチの外につけたカメラが雑。車体の外側のいちばん端に単にマウントしたため微振動で揺れます。あれはもっとちゃんと作らないと。レンタカーで壊さないように金具をつけたらああなったのでしょうけれど、世界中継なのだから1台専用に改造すればいいのに。

目線の高さのがそんなわけでいまひとつ揺れまして、天井の上にわざわざ1メートルの棒をつけてその先端に載せたカメラは高い位置から見下ろす構図になって絵として面白くない。目線の高さのカメラに戻す揺れるの繰返し。

バイクは普通

BMWの随伴バイクカメラは肩に載せるカメラで普通。

こうすればいいのに

車は内装を剥いで床から立ち上げて防振の枠をつけて、さらに重心をとってオモリをのせると安定するのですけれど、足回りから調整が必要なのでたぶん高くつきます。世界陸上ではそこまでできないということで、いちおう資材提供の車で頑張ったのでしょう。日本のオリンピックはどうなるのでしょう。いまから楽しみです。夏暑いからどこかバカンスで逃げたい。

併走する自転車の人がひとり。関係者なのだろうか。