次世代のグライドカム
ステディカムと双璧をなすグライドカム。日本には情報のみで現物は入ってきたのでしょうか、新しいモデルがでてます。いろいろ改良点があって、使う人のことを良く考えた期待できる製品です。
ただ、先にお伝えしておきますとものすごい重いです。並みの筋力では5分と保たないはず。
Glidecam Comparison & Review | Devinsupertramp Signature Series vs HD-2000
キヤノンのフルサイズ機なんてカメラだけでもうんざりする重さなのに、さらに機材とオモリをつけて片手で持とうなんて無茶。
作ったのはこんな人
NAB 2015 | Devinsupertramp’s Signature Glidecam
本人登場
製品にアドバイスしたDevinさんはアサシンクリード動画を作った方。
Assassin's Creed Unity Meets Parkour in Real Life – 4K! – YouTube
通常モデルとの違い
通常のグライドカムとの変更点はカメラプレートを三脚と共通化したこと。いままでのモデルはプレートの受けを自前でいれないと使えませんでしたがシグネーチャーモデルは最初から三脚用の汎用プレートが使えます。
通常モデルとの違い
カメラステージもロック機能と微調整機能が付くすぐれもの。2つ前の下の板がただの鉄板の時代のグライドカムと、現行のグライドカム2000には、DIY業界でいうところのバカ穴。横長のスリット穴のネジ留めのみで微動はありません。日本で使う人はよく2000に微動ステージとプレート台座を載せて使う作例をいっときよく見かけましたが、デビットモデルには最初から両方くっついてます。
GLIDECAM グライドカム HD2000 スタビライザーシステム 「並行輸入品」
最高に良い点
最も優れているのは、軸のジンバル位置を自由に上下できる点。これで好みによってジンバル位置を移動できます。極端な話その場でカメラを交換しても数秒後には対応できます。知らない人は知らないけれど、既存のスタビライザーを使っている人からみるとうらやましい機能が満載です。
日本は代理店がまだ入れてないようなので、個人で手に入れることになります。先日Steadicam soloがあり得ないほど期間限定で値下げしていましたが食指はうごかず。むしろこっちです。ただ、きっとものすごく重くて買ったあと絶対後悔します。私は自作機があるので買いませんけど(結構やせ我慢)
残念なのはElephant Steadyのような手軽さが無いこと。
重くてうんざりしますよ。だれか買ったらフルサイズ機を載せて総重量を計ってみて下さい。私は上限が1500グラムという軟弱ものですから、2キロ機はもてません。
Glidecam Devin Graham Signature Series Hand-Held Stabilizer
Glidecam Industries, Inc.
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